2013-07-03 23:34 | カテゴリ:BL小説・作家タ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!


◆ガッシュ文庫
◆橘かおる&タカツキノボル
『愛にふるえる小説家』芳林堂書店限定特典ブロマイド付き(2013年6月発売)

愛にふるえる小説家 (ガッシュ文庫)愛にふるえる小説家 (ガッシュ文庫)
(2013/06/28)
橘 かおる

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-私の評価-
好み度/★☆☆☆☆
エロ度/★★★☆☆

◇(あらすじ転載)◇
怪我で療養中のカメラマン・一之瀬は、友人の頼みでとある男の世話をすることに。散らかり放題のひどい有様の部屋にいたのは、白せきの美青年ーー繊細な作風が人気の小説家・吉田和穂だった。美しい容姿にそぐわない幼い言動をみせる彼は、家での様子に反して、外ではその美貌に見合った艶やかな振る舞いをしてみせるーー。不安定で危うい彼に、惹きつけられていく一之瀬だが……。
◇◇◇◇◇

橘かおるさんの作品は最初に出会ったリーフの砂漠シリーズ(プラチナ文庫で復刊済み)以来好きなんだけど、ここ数年は私の好みから思いっきり外れてきてるんだよね~。いろんな作品を書いていくわけだから仕方ないんだけどね。


>>ネタバレ続き★


ケガで休業中の戦場カメラマン・一之瀬豪×人気作家・吉田和穂(PN森真樹夫)、というカップリング。

この作品はあらすじにピンときた。巻末の初出を見たら、雑誌小説リンクスに掲載されたものを改題・大幅加筆修正していた。絵師は同じだっけ。
雑誌リンクスからリンクスロマンスにならなかった作品は他社のガッシュ文庫になるルートがあるのは何故なんだろうね?

なんとなく好みじゃないし、ツッコミどころが多々あって引っかかって仕方ないんで、私の好み度は★1個なのです。

雑誌で読んだ内容を章分けすることなくそのまま大幅加筆修正してました~。何で分けてしまわなかったんだろ?雑誌掲載通りに一旦カップルなった章とカップル成立しての続編の章分けにすれば単行本としてスッキリしたのにねと思ったよ。

[受]和穂は仕事のために顔を晒さねばならん時は仮面を装着(綺麗にスタイリング)してイケメン作家として振る舞える。しかし本質は家族愛に飢えてて小心者でビクビクしてる汚部屋の住人。家事能力がないことを心配した出版社の担当・竹下が友人の[攻]一之瀬を短期間だけ家政婦として派遣し、[受]和穂は反発しつつもなんやかんやで恋人になる。

その“なんやかんや”は[受]和穂が取材で撮影した写真の中にヤバいものが含まれてて自宅を荒らされたり拉致られたりで[攻]一之瀬が救出してくれたこと。
これで恋人になってめでたしめでたしは雑誌で読んで分かってたんだが、大幅加筆修正が登場ですよ。その事件の報道で戦場カメラマンであるがケガのために休業中の[攻]一之瀬がニュースに出ちゃって、彼を慕う人気アイドルの従兄弟の将人(芸名マサト)が心配して連絡を寄越してきてから[受]和穂にトラブルが発生しちゃう展開がイマイチだったんだよな~。
[攻]一之瀬は雑誌掲載段階で[受]和穂の作家の仮面をつけた美貌を写真に撮りたくてそこが拗れたけど収まったのに、アイドルである従兄弟のマサトも[攻]一之瀬に気があるのか撮影して欲しかったから[受]和穂に難癖つけたりするんだよ。つか、そんなんなら[攻]一之瀬が戦場カメラマン設定いらんのと違うか!?そこが引っかかってさ~。ただの人気カメラマン設定でええやんと思った。書いた時に戦場カメラマンのブームだったのかな(笑)。

当て馬のようなアイドルの従兄弟マサトは[受]和穂に盗作疑惑までぶつけてくるし。この子、マジでウザイわ~。
有名人がブログやtwitterで発することがファンが広げてエラいことになりましたって話なんだろうけど。アイドルの従兄弟マサトが盗作疑惑を持った作品は[受]和穂の昔の学生時代に書いてたものだったんで、マサトは作家・森真樹夫の文章が好きなんだろな(笑)。
[受]和穂に謝って一応解決はしたけど、マサトはモヤモヤする存在だったな~。文章での表現は[受]くさいのに、挿絵を見ると[攻]くさいのが気になる…。あとがきを見ると作品が仕上がる前にラフが出されたようだ。だからの矛盾なのかな。


好きな作家さんだが吟味せなならんのね…。

そういえば、ガッシュ文庫なのにカラー口絵がないんだけど、なんで?


end.


秘密