2013-08-06 23:15 | カテゴリ:BL小説・作家サ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!


◆講談社X文庫WH
◆愁堂れな&穂波ゆきね
『虞美人荘物語~美男子だらけの下宿人~』(2013年8月発売)

虞美人荘物語 ~美男子だらけの下宿人~ (講談社X文庫 しJ- 3 ホワイトハート)虞美人荘物語 ~美男子だらけの下宿人~ (講談社X文庫 しJ- 3 ホワイトハート)
(2013/08/02)
愁堂 れな

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-私の評価-
好み度/★★★☆☆
エロ度/★☆☆☆☆

◇(あらすじ転載)◇
亡き父の日記に記された恋人「かおる」を探すため、大学生の本村祐樹は、「虞美人荘」に下宿することになった。今にも崩れそうなそのアパートの住人は、モデルの隼人をはじめ、ヤクザのような刑事や無免許医師など、イケメンだけどあやしげな男ばかり。
家事全般を取り仕切っている隼人に弱みを握られた祐樹は、管理人の仕事を手伝うハメになってーー!?
美男たちの危険な一つ屋根の下ラブコメディ!
◇◇◇◇◇

愁堂れなさんの8月の新刊1冊目。今月は何冊出るのかな?ホンマ、多作やなぁ!!それに合わせてかなり購入してる私もかなりエラいのではなかろうか(笑)。

講談社のホワイトハートに合わせた、爽やか系BLでした。



>>ネタバレ続き★


私が書く愁堂れなさんの作品の感想っていつも辛口だよね。好きな作家さんなんだけど、いざチョイスするやつは何故か微妙な作品なんだよな~。好きな作家さんだからね!!(←ちゃんと言っておく)


モデルで同じ大学生の隼人(20)×大学生の木村ゆうとこと本村祐樹(19)、というカップリング。


感想はやっぱり辛口かもしんない(笑)。面白くはあったが、編集部かどこか分からんが、あらすじや帯のコピーを考えた人がイマイチなんじゃないか!?
あらすじや帯のコピーから、美男子だらけの下宿・虞美人荘の中で[受]が(色っぽい意味で)キケンだわアワワどうしようキャハハ♪だと想像してはダメです!そういう内容じゃないからね!!
[受]祐樹が父親の別れた恋人を見るために潜入して家族団欒みたいなのを味わって…ってホームコメディみたいな内容だから。

☆登場人物
*美由紀さん→隼人の祖母で下宿の管理人。
*一条かおる(39)→翻訳家。父親の元恋人!
*京極一真(28)→ヤクザのような雰囲気の警視庁の刑事。180cmオーバーのガッチリ系。施設で育った。
*宮本洋一(28)→無免許医。メガネ
*田中聡美(30)→作家で九州に取材旅行中で名前だけの登場。

父親が亡くなり、[受]祐樹は大学進学を機に父親の20年前の日記に書かれていた“この命が尽きるまで愛すると誓う”と言わしめたかおるさんを見たくて虞美人荘に偽名を使って住むことになる。
[受]祐樹は父親がいつも仕事で母親と自分は愛されてなかった、大学時代の恋人とムリヤリ別れ実家の会社のために持参金目当てで母親と結婚した、と思っているんだよね。実際に見たかおるさんが男性で衝撃を受けるし、偽名潜入が[攻]隼人にバレて脅されて下宿の手伝いをさせられるわ、ぶっきらぼうながら[攻]隼人に仄かに恋心を抱いたら彼はかおるさんに恋をしてるみたいだわ、[受]祐樹って結構可哀相だな。ぶっちゃけ、読んでて[受]祐樹にも[攻]隼人にも余り魅力を感じなかったんだよ。ラストにくっついたが、[攻]隼人がどうみてもかおるさんが好きに感じて[受]祐樹を好きな雰囲気無いし、かおるさんは家族みたいに好きって言われてもあんまり信じられないし恋愛を上手く描ききれてない気がするんで、ふーんそうなんだ~って感じで読み進めた。

[受]祐樹の父親は結婚後もかおるさんと交流しており息子の話もしてたそうだが、結局ちゃんと割り切ったんだろうか?
息子[受]祐樹が愛情を感じなかった、家族団欒なんてなかったと思うぐらいだから父親としては失敗だよね。かおるさんには会社のために資産家のお嬢さんと結婚するけど愛のない結婚だけはすまいと言ってたらしいからかおるさんとのことは吹っ切ったんだろうけどさ。

で、この作品が売れたらスピンオフを考えてるんじゃないかと思えて仕方ない。かおるさんですよ。かおるさんは独身で20年も虞美人荘に住み続けている。美由紀さんや[攻]隼人や他の住人と家族のようになってるからだとは思うんだが、名前だけ登場してる作家の田中聡美と関係があるのかななんて想像した。わざわざ名前や設定を出さなくてもいいじゃんと感じたんだよね。[受]祐樹の父親と別れた後に何年も経って年下[攻]に迫られて絆されたとかスピンオフが出るのかなと想像した!

恋愛モノとしては薄かったな~。主人公2人は最後までエッチしてないしね。最近の愁堂れなさんは、3Pみたいなやつか触りっこぐらいか、振り幅デカいな(笑)。


end.

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