2013-10-06 16:46 | カテゴリ:BL小説・作家カ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆ルチル文庫
◆黒崎あつし&テクノサマタ
『悩める秘書の夜のお仕事』(2011年5月発売)

悩める秘書の夜のお仕事 (幻冬舎ルチル文庫)悩める秘書の夜のお仕事 (幻冬舎ルチル文庫)
(2011/05/18)
黒崎 あつし

商品詳細を見る


-私の評価-
好み度/★★☆☆☆
エロ度/★★☆☆☆

◇(あらすじ転載)◇
目を離すと仕事をサボり、自宅にお気に入りの男の子を連れ込むお気楽専務・風間仁志。そして、そんな仁志を上手にコントロールしつつ世話を焼くクールな秘書・橘聡巳。ある日、ふたりで望んだ大事な接待の場で、聡巳が取引相手に「一晩だけでも」と口説かれる。戸惑う聡巳に仁志は「お前の身体が男を楽しませることができるかどうか試してやる」と言うがーー!?
◇◇◇◇◇

黒崎あつしさんの本はルビー文庫でデビューしてからずっと買ってると思う。ルビー縛り(←ホントにあるんか知らんで?でも囲いこみされてるよね)が無くなってルチルから出てるがやはり購入してます。かなり好きな作家だけど微妙感が拭えない作家さんでもある。

転居前に買ってて、読んで仕舞い込んでました。9月新刊がこの作品のスピンオフで感想を書きたいから慌てて発掘したよ。このシリーズは9月現在で3冊ある。



>>ネタバレ続き★


風間興産専務・風間仁志(29歳)×専務専属秘書・橘聡巳(23歳)、というカップリング。


とにかく[攻]仁志が本当に本当に腹が立つんです!!腹が立つしか書くことがないというオソロシイ作品でした(笑)。

[受]聡巳は風間グループが出資してる施設出身で奨学金を得て大学まで出て就職は恩返しのために風間興産に。施設訪問で優しい心を見せてくれた坊ちゃんのもとに行きたいと思っていた努力の人です。

反対に、[攻]仁志はええとこのボンボンって感じの大らかな性格なんだけどお金持ちだからか、みんなにお世話になって生きているということを深く考えず当たり前のように思っているため、人の気持ちを全く察しようとしない、実際にいたら本当につきあいたくない人物。
おまけに、初恋の少年の面影を引きずっているため、未成年の少年が大好きでゲイ専門のホストクラブで相手を見つける時は少年な雰囲気が損なわれたら関係は終わりに出来るように愛人関係を言い渡している最悪なゲイ。

[受]聡巳は私生活がいい加減な上司[攻]仁志の自宅に迎えに行くと、起こすとこから始まって着替えとかさせて出社。オカンかよ!とツッコミ入れたわ。たまに愛人と鉢合わせしたり、ホンマに最悪な[攻]です。別れるときに渡す手切れ金代わりの品物も[受]聡巳に買いに行かせる。秘書課には[攻]仁志が別れた元愛人の怜治(3作目9月新刊[受])もいる。彼は成長してしまったため好みから外れてしまった、と。怜治は苦学性だったので奨学金を受けて一流企業である風間興産に入社してきた。

風間興産にとってビッグチャンスな取引相手のロシアの実業家ヴィクトル・ゼレノイ(2作目[攻])を接待することになり、[攻]仁志はこの商談は纏まらないと判断して金を掛けるのはもったいないんで変わった接待をしたら逆に喜ばれ、[攻]仁志が席を外した時に秘書である[受]聡巳に迫って驚かれて大和撫子だからと[攻]仁志に言われたことを真に受けて(?)風間興産との取引を決めたり。
[受]聡巳は[攻]仁志が契約できるならケツぐらい構わん的な発言を間に受けて恩ある風間興産のためになるなら身体を提供するのもありだと考えちゃって、[攻]仁志に相談したら初恋の少年の正体を兄から聞かされてあまりにも違うことに呆然とし、初恋の少年のイメージを壊そうと抱かれ方を教えてやると唆して抱くような男なんですよ、[攻]仁志は!!!!

風呂に入った後が普段の様子と全然違って昔の面影があり、抱いたら抱いたで可愛いから、接待に抱かせるなんてとんでもないとの勝手な思いで[受]聡巳にはダメ出しをして密かな独占欲は空回り、おまけに経理部からの不正発覚を指摘され、それが愛人への贈り物の未精算だったから[攻]仁志の現状を調べられるわけにはいかないのと、[攻]仁志が知らないと言ってるので、これは抱かれたことで口うるさい秘書をお払い箱したいから[受]聡巳に罪を擦り付けているのかと意図を汲んで自分がやりましたと犯罪を認めちゃう。こういう[受]にイラッとします。そして買い物を[受]聡巳に頼んだことをすっかり忘れてしまう[攻]仁志にもムカムカするよ。

風間興産を辞めた[受]聡巳を心配して施設の兄貴分沢内(3冊目9月新刊[攻])が[攻]仁志を問いつめ施設育ちの人間の気持ちと苦労なんて坊ちゃんには分からないんだと言ってようやく思い出して[受]聡巳の住む家に言って詫びて告白して結ばれて、親である社長や兄に事実を告げ、上手く取りなして貰って(←この始末の付け方がおかしいと思う。対処の仕方の訓練ってなんなの?)何事もなかったかのように専務と秘書に戻れるらしいが、[攻]仁志はもっとギャフンといわされないとダメだと思う。

私生活はだらしないが会社ではそこそこデキるらしい。新しい子会社を[攻]仁志に任せるつもりだった社長は今回の騒動でナシにして代わりの人材をってことで[攻]仁志は[受]聡巳の兄貴分の沢内を推薦し、その専属秘書として秘書課にいる元愛人怜治をつけて自分にとっての邪魔者を一石二鳥で排除。ホント、[攻]仁志の都合のいいように回っていて腹立たしい。[受]聡巳がなんでコイツ好きなのかわかんねーわ。

巻末の番外編SSは[攻]仁志は[受]聡巳のため料理をしたらバカの一つ覚えみたいにしょっちゅうコッテリ肉料理を作る。それを上手くコントロールして自分の好みに持ってくる[受]聡巳の手腕でしょうか。[受]聡巳にダブダブなパジャマを着せたり好みにし向けてなんかホンマに[攻]仁志が腹立たしいです。こんな腹立たしい[攻]のBL作品は滅多にないな。


腹立たしいだけでこんなに綴ってしまったよ(笑)。
シリーズ1冊目の主人公が2冊目にも3冊目にも出てきます。


end.

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説読書感想へ
にほんブログ村




秘密