2014-02-06 12:52 | カテゴリ:BL小説・作家マ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!


◆アズ文庫ホワイト
◆牧山とも&榊空也
『孤高の白豹と、愛執を封じた男~天国へはまだ遠い~』(2014年1月発売)

孤高の白豹と、愛執を封じた男 天国へはまだ遠い (アズ文庫・ホワイト) (AZ BUNKO white)孤高の白豹と、愛執を封じた男 天国へはまだ遠い (アズ文庫・ホワイト) (AZ BUNKO white)
(2014/01/30)
牧山とも

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-私の評価-
好み度/★★★☆☆
エロ度/☆☆☆☆☆
(↑厳密にはBLじゃない?)

◇(あらすじ転載)◇
24世紀半ばのTOKYO――ボディガードのセルリアと同居中の千早は、『ルース』という地下組織に属する天才的な薬剤調合師。見た目20代後半の千早だが、実は陰陽師の家系で不老不死の呪いをかけられ千年以上を生きている。一方のセルリアは純白の皮毛をした吸血人豹一族の異端児。よりによって特殊な血をもつ千早を餌に選んでしまったため、不本意ながら千早と暮らすことに。そんな孤高のふたりに組織を通じて仕事の依頼が…。
◇◇◇◇◇

アズ文庫が創刊です。しかし、要注意!「アズ文庫」と「アズ文庫ホワイト」があり、「ホワイト」は“純愛”がテーマの恋愛以前のBLみたいだよ。主役が男同士のラノベって感じ。





>>ネタバレ続き★


私は牧山ともさん作品が好きなので何も考えずに「牧山ともさんの新刊か~、アズ文庫?アズノベルズじゃなく?ショコラノベルズもショコラ文庫になったし新書はキツいのかな?取り敢えずポチッ」みたいな感じで通販し、読み始めたらなかなか主人公2人がくっつかない。あれ?あれ?という間に恋人にもならず、当然キスもエッチもなく終わってしまった……。
なんじゃこりゃー!!と叫びたいぐらいのガッカリ感。
そうなんです、“ホワイト”は正確にはBLじゃなかったんです。登場人物は、主人公2人は結果的には死ぬまで道連れというか相棒というか薄く妄想すればカップルになるんじゃないの!?程度です。脇役の2人はひょっとしたら主人公2人が知らんとこで恋人かもしんないね~とは想像した。


私はBLだと思って読み始めたから「なんじゃこりゃー!!ガッカリ」が先行したけど、ハナから男しか出てこないラノベだと分かって読んだら面白い作品です。
主人公のうち1人はあらすじにあるような陰陽師の家系で父親がやらかした事件のとばっちりを受けて不老不死の千早。千早は呪いを解く方法を探しながら定住出来ないから世界を転々としている所に『ルース』で世話になる。地下組織『ルース』は世界的な金持ちのギメル・白香・ヴィンカ(36歳。恋人なら[攻]だろう)が従兄弟の白香周(恋人なら[受]だろう)を守るために非営利で道楽で作った特殊能力者の組織。周がギメル以外では千早にも懐いているので大事にしてくれる。

もう1人の主人公の吸血人豹一族のセルリアは白豹だったため不吉の象徴とされて一族からはじかれ、唯一受け入れてくれた遠縁の男が亡くなってからは世界を転々としている。いつもなら美女から吸血するのに生命のピンチぐらいに困った状態で仕方なしに偶然そばにいた美貌の男・千早から吸血したらなんと千早の血液は普通の血ではないので千早の血でしか生きていけないことになる。千早は呪いを受ける前は家系の陰陽道ではなく医薬方面に関心があって典薬寮に出仕していた。そのお蔭で千年を渡る間に薬の研究をしていて現在に至る。人体実験を自分でやってたから血が毒性を持ってしまったらしい。
これがBLならオイシい設定だよな~と思う。[攻]セルリアは[受]千早から吸血できなければ死んでしまうとか、首筋から吸血がエロいとかさ!


千早に依頼のあった仕事から事件が発生し、セルリアが拉致られたり読み応えはあった。


千早は呪いを解こうとしてるが方法が見つからず、愛した相手に秘密を打ち明けたら裏切られ生きてることが辛いと思っていた時期も過ぎてただ孤独に生きているだけだったのに、長く生きる吸血人豹一族のセルリアと共に生きる仲間が出来て良かったなと思う。
この作品は続編があるのだろうか?あればギメル×周は読みたいな。セルリア×千早でも読みたい。


ペーパーは、千早が発熱で倒れたのを自分のせいだと内心感じてるセルリアが千早が望むモフモフ姿で抱っこさせてるシーン。



end.

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