2014-02-10 23:37 | カテゴリ:BL小説・作家カ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!


◆講談社X文庫ホワイトハート
◆樹生かなめ&奈良千春
『賭けはロシアで 龍の宿敵、華の嵐』(2014年2月発売)

賭けはロシアで 龍の宿敵、華の嵐 (講談社X文庫―ホワイトハート)賭けはロシアで 龍の宿敵、華の嵐 (講談社X文庫―ホワイトハート)
(2014/02/04)
樹生 かなめ、奈良 千春 他

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-私の評価-
好み度/★★★☆☆
エロ度/★★☆☆☆

◇(あらすじ転載)◇
「藤堂は俺の愛人だ」
宿敵・橘高清和との戦いに敗れた藤堂和真は、眞鍋組の追っ手から逃れるため、ヨーロッパへ旅立った。そして、音楽の都ウィーンでかつて身体を重ねたこともあるロシアン・マフィアの次期ボスと目されるウラジーミルと運命の再会を果たす。冷酷さから冬将軍を背負っているとも言われるウラジーミルはなぜか藤堂に激しく執着していて――!?
◇◇◇◇◇

龍Dr.シリーズの番外編です。本編ものらりくらりで全然進まないのにまた番外編ですか。前回発売されたのも薄く関連みたいだけど買わなかった。でも今回は藤堂が主人公なので買いました。

ぶっちゃけ、惰性で買ってます。次も惰性で買うことになるでしょう。頼むからもう少しサクサク進んでおくれ。




>>ネタバレ続き★


ロシアンマフィアの後継ぎ候補ウラジーミル(25歳)×藤堂組元組長・藤堂(本名・祠堂和仁29歳)、というカップリング。


本編では眞鍋組に敵対していた藤堂組の藤堂組長は嫌なヤツで、その割には氷川姐さんの舎弟を名乗る幼なじみの桐嶋が藤堂に対して庇護して甘過ぎるボンボン扱いしてるのが不可思議でしたが、ホンマに芦屋六麓荘のボンボンで生命保険目当てに父親から殺されかけたところを2つ年下の桐嶋に助けられてからの繋がりでやロシアに渡った話など、本編の裏で起きていた藤堂サイドの話でした。

樹生かなめさんの龍Dr.シリーズはシャレード文庫の時からずっと集めてるんだけど話が余計な方向に進んだり、同じ様な展開の番外編が入ってきたり、正直マンネリ化してる気がするんだよね。そろそろ前に進んで欲しいと思う。もう面倒くさいから感想は思い立った時しか綴らないと思う。

今回は珍しくも藤堂の生い立ちも含めて眞鍋組メインの話の裏ではこんなことがあったのかと新しい発見で面白く読めた。但し、樹生かなめさん独特なしつこい言い回しや、人の話を聞かない人物や、めちゃくちゃなロシア解釈の日本料理の描写のしつこさにはうんざりしましたが(笑)。
あと、気付いたんだが樹生かなめさんはダリア文庫のシリーズやプラチナ文庫の2冊シリーズなどではガッツリとしたエチシーンを書いてたのに、最近は苦手になってるよね?朝チュンとまではいかないが描写があんまり無いよね。今回の藤堂が[受]だとは驚いたがそれでも頑張って書いたんだろなと窺えた。“女のように(喘げ)”って描写が好きな作家さんだよな~と思う。私はそういう描写が苦手なんだけどね。

結局、桐嶋は幼なじみ・兄弟みたいな感情なんだろうけど、[受]藤堂は[攻]ウラジーミルを愛してるわけ?[攻]ウラジーミルも[受]藤堂を愛してるわけ?樹生かなめさんの作品では特に[攻]キャラは感情がわかりにくいっちゅーねん!!
これはいつか続編出すつもりなんだろうか?


いや~、藤堂が10年程前にまだ少年だったウラジーミルに抱かれていたとは驚きでした。本編で愛人とか言われたのも便宜上だと思ってたがホンマだったとは(笑)。
藤堂が橘高清和と眞鍋組を潰したいと思って執拗なのは、義父橘高との親子の絆や支える者たちの信頼を断ち切ってやりたい、そういうものは脆いものだと知らしめたいという複雑な感情からだったと初めて知ったよ。実父から殺されそうになったり、組に入ってからは親とも言うべき組長に切り捨てられたり、信じた者に裏切られたことがトラウマになってるようだ
藤堂も憎めない存在になりました。



end.


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