2014-02-20 12:59 | カテゴリ:BL小説・作家マ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!


◆ルチル文庫
◆水原とほる&金ひかる
『明日は愛になる』(2014年2月発売)

明日は愛になる (幻冬舎ルチル文庫)明日は愛になる (幻冬舎ルチル文庫)
(2014/02/17)
水原 とほる

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-私の評価-
好み度/★★★★☆
エロ度/★★★☆☆

◇(あらすじ転載)◇
大学生のミチルは、20歳以上年上の大学教授・峰原と体の関係を持ち、学費の援助を受けていた。峰原の包容力に安らぎを覚えながらも恋人とは言えない関係のまま……。ある日、手塚という同級生に友達になろうと声をかけられる。若く真っ直ぐな手塚に、峰原にはないトキメキを感じるミチル。しかし、手塚は峰原がかつて別れた実の息子で――!?
◇◇◇◇◇

水原とほるさんの作品は最初にガツーンとやられて以来(←今は亡きピアスN)、あらすじや絵師さんが好みであれば購入してる。最近はたまにキツいのあるけど穏やかなのもあるもんね。

今回は表紙を見たら、攻2×受1だから好みの匂いがプンプンしたのでポチった!



>>ネタバレ続き★


S大学教授峰原(48歳)×K大学4年越野ミチル(21歳)
K大学4年手塚一行(21歳)×越野ミチル(21歳)


水原とほるさんで金ひかるさんの攻2×受1と言えば……あれ?デジャヴ!?数年前にキャラ文庫『2本の赤い糸』という作品が出てて、[受]がそれぞれタイプの違う親友[攻]たちから愛される話でした。感想は書いてないけど(←書こうと思ってたが忘れてた)、結構好みだったんだよね~。そちらの[受]と同じように悩むタイプだが、今回の作品の方が殻に閉じこもって愛されることに臆病な性格でした。

[受]ミチルは北陸の寂れた街で母親が場末のスナックのママをやっている母子家庭で育つ。常に男がいないと生きられないタイプの女であった母親で同級生の父親や教師と不倫して泥沼を演じたりするものだから、[受]ミチルは母親を嫌悪していて反対されたが頑張って東京の大学に受かり逃げるように家を出て奨学金を受けながらたくさんのバイトをこなして生活していた。母親をみてきたせいで女性が苦手で、自分が母親にそっくりだから男らしい容姿の男性に惹かれる。

講演会で若手の他大学の教授である[攻]峰原と知り合い、父性と男らしさに惹かれてカラダの関係が出来て、[受]ミチルの生活環境を知ると定期的にお金をくれたり資料になる高価な本を与えてくれたりと援助交際みたいな関係になる。
[攻]峰原には昔別れた妻子がいるが今は再婚してるから子供とは連絡が取れないから恋人兼息子のようには可愛がられているとは[受]ミチルも感じているが、立派な先生の邪魔になってはいけないし援助交際だから引き際は肝心だと思ってるんだよね。[攻]峰原は[受]ミチルを縛り付けるつもりはないから自由にしてくれと言いつつ自分は他の者を抱いたりしてないらしいから、若い恋人の[受]ミチルを好きだよね~。

大学4年になって就職先も決まったある日、同じ大学の理学部の[攻]手塚から友達から始めようと声を掛けられて、今まで友達なんていなかったからどうすればいいのか分からない。しかもどことなく見たことある雰囲気。そう、[攻]峰原の昔別れたきりの息子だったー!!

父親が援助交際してるなんてバレたら申し訳ないと思って内心ビクビクしながらも、友達としては楽しい性格で[攻]峰原が忙しい時は[攻]手塚と一緒に過ごしていたら、とうとうバレちゃう。
[攻]峰原も最近の[受]ミチルの様子がおかしいことに気付いていて、[受]ミチルの自宅前に[攻]手塚が忘れ物を届けに来て鉢合わせ!
[攻]峰原は一目見て自分の息子だと分かり、その息子が[受]ミチルに惚れたとは血筋かみたいな納得を。逆に[攻]手塚は先に[受]ミチルを好きになってあれこれ調べたらまさかの自分の父親の恋人だったというのは前から知ってた、と。
[受]ミチルにすれば物質的にも精神的にも安らげる[攻]峰原とは別れたくないが、息子と友達付き合いしてたなんて申し訳ないからどちらとも関係を断ち切るつもりが、最終的には[攻]峰原は[受]ミチルに両方の手を取らすんだよな~。[受]ミチルは自分を抱きしめて可愛がってくれる父親タイプの[攻]峰原に惹かれる一方、若い[攻]手塚のようにがむしゃらに求めてくるタイプにも惹かれるようになってさ。今まで狭い世界にいたのを[攻]手塚が引っ張り出したからだろね。

後半、[攻]峰原と[攻]手塚が全く出て来ずに、[受]ミチルの帰省と母親の死から東京の生活を捨てて母親の残した場末のスナックで営業し、寂しくなると一夜限りの関係を結んだりする。それも大事な空白期間なんだろな。

[攻]峰原は自分の大学の大学院のパンフレットを送りつけて自分の元に戻っておいでと促し、[攻]手塚はバイクに乗って4時間かけてスナックまで会いに行くという、二人の[攻]の年齢とタイプの違いを見せつけられたかな(笑)。
[受]ミチルは[攻]手塚の説得で自分らしく生きることになり、結局大学院試験に受かって、[攻]峰原のマンションに同棲してパートナーになる。でも[攻]手塚も自宅(母親の再婚相手の家)からしょっちゅうやってきて[受]ミチルと抱き合ったりだから不思議な関係だよな。
[攻]峰原は若い恋人を手放したくないが自分は衰えていくばかりなので、息子がそばにいてくれるのは認めてるらしい。自分が死んだ時のことまで考えてのようだが、それでいいのか!?3Pだったのは最初だけで、あとはそれぞれ別に抱き合ってたよ。親子で恋人共有?どちらにしても、[受]ミチルからすれば両方手に入ってオイシイのかな。

今回の作品は面白く読めたが、最初の頃の水原とほるさんの作品に比べたらヌルくなったなと感じた。いや、言っとくけど最初の頃のは痛かったから苦手なんだよ(笑)!



end.

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