2014-05-16 19:17 | カテゴリ:BL小説・作家マ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!


◆プラチナ文庫
◆宮緒葵&梨とりこ
『渇命』とらのあな限定ペーパー付き(2014年5月発売)

渇命 (プラチナ文庫)渇命 (プラチナ文庫)
(2014/05/12)
宮緒 葵

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-私の評価-
好み度/★☆☆☆☆
エロ度/★★★★★

◇(あらすじ転載)◇
「犬になりたい」と縋りつく人気俳優・達幸の恋人兼、飼い主となった明良。他の雄に奪われることを危惧した達幸に監禁されたものの、どうにか解放され、マネージャーとして公私ともに彼を支えようとしていた。だが、そんな明良に達幸の独占欲と執着は増すばかり隙あらば二人きりの“完璧な楽園”に閉じこもろうとする。日に日に、達幸の双眸に揺れる仄暗い光は強くなり…。
◇◇◇◇◇

5月は既刊『渇仰』の続編の『渇命』と『PH3』の2冊が発売された。
まさか『渇仰』の続編が2年も経ってから出るとは思わなかったな。

番外編ペーパーは、
アニメイト限定
とらのあな限定
共通
の3種類あるそうです。




>>ネタバレ続き★


人気俳優青沼幸・達幸×マネージャー見習い・鴫谷明良、というカップリング。


2011年に『堕つればもろとも』がプラチナ文庫で初めて単行本が世に出て2012年に3冊目の『渇仰』が出て、今現在、宮緒葵さん、一躍人気BL作家になったな~。
その『渇仰』にこういう内容の続編が出るとは思わなかった。番外編として[攻]達幸の犬っぷりが激しい内容の短編は同人誌やご自身のブログやフェア冊子などでは見かけるんだけど。

『渇命』は『渇仰』を読んでなくても主人公たちがどういう状況だったかを冒頭で説明してくれてる。まあ、『渇仰』を全く読んでない人がいきなり続編新刊『渇命』に手は出さないか(笑)。しかし『渇仰』を引っ張り出してくんの面倒くさかったズボラな私にはありがたい説明でしたよ。説明なくてもインパクト強過ぎて忘れてないけどね(笑)。

私は『渇仰』を読んで“うわー、BLって恋人になりたいのが基本的なのに犬になりたい[攻]って考え方がサッパリ分からん!”と思ったんだよね。でもそれは飼い犬とタツよりも愛して貰える存在になりたいってことだからあのままの完結でいれば犬[攻]で終われたのに、この続編は行き過ぎたなと感じて辛かった。
未来が明るいハッピーエンドじゃないからね。何だかこのまま進んだらバッドエンドというか死んでしまいそうな気がする。
続編『渇命』は仄暗い世界に[受]明良までが堕ちるか堕ちないかギリギリの精神なんだもの。[攻]達幸はハナからそっち世界の住人だよね。

[攻]達幸に舞台の仕事が舞い込み、事務所の社長やマネージャー松尾からの頼みで[受]明良が引き受けるように仕向けて、劇団関係者や俳優たちとの絡みや思惑があって誰が悪い奴なの!?と考えたりは楽しかった。でもこの作品は[攻]達幸が“世の中の雄(男性)はあーちゃん([受]明良)を狙うケダモノ”と思っていていつでも噛みつきそうだし実際に噛んだし、心配するあまりに暴走して[受]明良を抱きまくるというかハメっ放しだし、もう読んでる私がウンザリだ!!疲れる疲れる!!エッチシーンってさ多用されると読むの本気で疲れるよ。宮緒葵さん作品で好みが分かれるのはココだろうね。私は好き作家さんと思ってるけど食傷気味っすわ。

[受]明良が[攻]達幸の側に行きかけていて二人で閉じこもれば幸せだとか思い始めたのが怖い。
[受]明良の覚悟が分かり事件が解決してからの[攻]達幸はもう可愛い犬じゃなく獣の域に達して怖い。
この二人、ホンマに幸せなんだろうか?幸せなんだろうけど、読んでる側としてはダーク過ぎて再読しづらいわ(苦笑)。



とらのあな限定ペーパーは『渇仰』後に書かれた番外編のような明るさ(?)の内容。昔の、まだ二人が子供の頃の、飼い犬タツも生きていた頃の話。公園で[受]明良がタツとキャッチボールで遊んでいるのを仄暗い気持ちで[攻]達幸が“あいつボール追っかけたままどっか行っちゃえばいいのに”“自分ならもっと完璧にこなしてみせる”なんて考えたりしてます…。犬目線なんだな…。
そんな時にたまたま[攻]達幸がひったくりに出くわし、騒動に。



下世話なことなんだけどさ、[受]明良はずーっと[攻]達幸にハメっ放しにされて過ごしてるじゃん?肛門は大丈夫なんだろうか。ゆるゆる?
食事すればその後には当然もよおしてくるだろうし。小の方はプレイ済みみたいだが、まさか大まで?
すんません、すんません、下品な話で。


end.

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