2014-06-13 01:09 | カテゴリ:BL小説・作家マ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!


◆リンクスロマンス
◆水壬楓子&佐々木久美子
『ディール』エスコートシリーズ第2弾(2004年2月発売)

ディール (リンクスロマンス)ディール (リンクスロマンス)
(2004/02/28)
水壬 楓子

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-私の評価-
好み度/★★★★★
エロ度/★★★★☆

◇(あらすじ転載)◇
人材派遣会社『エスコート』で秘書を務める19歳の律は、ボディガード部門のトップ・ガードである延清と暮らしている。しかし、数えきれないほど抱かれていても、延清は「恋人」ではなく、「飼い主」だった。出会いは九ヵ月前。公園の片隅、見知らぬ男たちに襲われていた律を、身体を取引材料として延清が気まぐれに助けた日から、二人の関係は始まり――。
◇◇◇◇◇


水壬楓子さんの作品はBL小説を読むようになって好きなものが多いから大抵は購入してる。中には全くダメなのがあるがそれは購入していない。

水壬楓子さん作品の中では『エスコート』シリーズは大好きなシリーズのうちの1つ。7月にルチル文庫Lとして文庫化されるから改めて読み直した。

第2弾の『ディール』も10年前なんだね。
シリーズの中では好きなカップルです。



>>ネタバレ続き★


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エスコートシリーズ第2弾『ディール』
トップガード・延清美弦(28歳)×オーナーの秘書・水嶋律(19歳)


冒頭は[受]律がエスコートのオーナー榎本の秘書として働いていて、オーナーの部屋で[受]ユカリが大好きな大物ハリウッド俳優の初来日の警護の仕事を受けたいと駄々をこねててトップガードの[攻]志岐は予定が埋まってて引き受けられない(←難易度が高い仕事は上位ガードの部下としてじゃないと見習いのユカリは仕事出来ない)ので、もう一人のトップガードの真城に話を振ると別の仕事でアウト、予定が入っていないもう一人のトップガードの[攻]延清に頼むと趣味じゃないと断られて[受]ユカリが噛みついてギャーギャー言ってるところを恋人でもある[攻]志岐が窘めている様子を羨ましく思いつつもそんな日常を嬉しく思っている[受]律がこの状態に至るまでの回顧、[攻]延清との出会いが描かれている。

大学生の[受]律は母親の再婚相手である資産家の義父とその息子である義兄からずっと性的虐待を受けていて、それを母親に訴えると見て見ぬ振りをされ更には夫が抱くのが自分の息子だという憎しみを向けられてきた可哀相な子供。
義兄からは性的虐待と悪い仲間にもヤらせて撮影して販売しようとしてるところを二度も助けてくれ、引き替えにカラダの関係を持つ“飼い主とペット”みたいな関係に落ち着く。

[攻]延清も親から虐待を受けて育ったから無償の愛というものが分からない。[受]律を手元に置いて“飼い主とペット”の関係にしたのは、“ペット”が突然いなくなっても諦めがつくからなんだよな~。他の人間に[受]律を奪われるのは嫌だという気持ちが[受]律を義兄たちから救いに行った理由だがその気持ちがなんなのか本人は分からない。[受]律が「ずっとそばに置いてくれたらいつか教えてあげる」と言ったから、それからは自分の部屋に置いて仕事が終わったら[受]律の元に帰って来るのはどっちがペットやねんと言いたくなるような微笑ましさなんだよね。
冒頭のユカリの騒ぎの続きで[受]律が部屋で[攻]延清にユカリと組んであげてとお願するんだが、ベッドで啼かされたってことは[受]律のお願いをきいたんだと想像したら微笑ましい。

これを読んだ10年前は[攻]延清が[受]律がいながら余所で女とヤって帰宅して[受]律を抱くのはムカついたが今は私許せる(笑)。

[攻]延清がコワモテだけど意外と可愛いんだよね。長期の海外の仕事で一緒に組むメンバーがオーナー榎本に泣きついて、[受]律がお使い頼まれて書類を持参する相手が[攻]延清。[受]律の補給かーい(笑)。もう長期の仕事は入れられないってどーよ(笑)。

[受]律を補給して残りの期間を終えて帰国したら部屋に[受]律がいない。オーナー榎本の執務室にもいない。大学に迎えに行っちゃうとこが可愛いなぁ。しかしそこで[受]律の大学生活を見ちゃってショック受けてることに気付かず[受]律に試すようなこと言っちゃうし。距離感を測りながら近づいている獣みたい。
[受]律は律で[攻]延清がお土産にくれたブレスレットを無くしてしまって大学で探してて帰って来られないのを、[攻]延清が[受]律がとうとう出て行ったと誤解してガッカリしちゃうが大学に探しに来て、ブレスレット1ダース取り寄せたりは微笑ましいんだがププッと笑ってしまったわ。飼い慣らされてんな~。

こうやってずっと一緒に過ごしていくんだろなと思える二人だね。



end.

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