2014-06-18 17:30 | カテゴリ:BL小説・作家マ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!


◆リンクスロマンス
◆水壬楓子&佐々木久美子
『フィフス』エスコートシリーズ第4弾(2005年2月発売)

フィフス (リンクスロマンス)フィフス (リンクスロマンス)
(2005/02/28)
水壬 楓子

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-私の評価-
好み度/★★★★★
エロ度/★★★★★

◇(あらすじ転載)◇
ある日、人材派遣会社『エスコート』のオーナーである榎本のもとに、新しい依頼人から電話が入る。相手は衆議院議員の門真巽。彼はボディガードを依頼し、さらにそのガードを同行させるプライベートな旅行に榎本を誘う。実は榎本と門真は、17年前、榎本が中学生の時にある取引をし、月に一度、身体を重ねる関係だった。
旅行に誘われたのは初めてで、二人の関係の微妙な変化にとまどいを覚えながらも、榎本は門真の誘いを受けるが……。
◇◇◇◇◇


水壬楓子さん作品の中では『エスコート』シリーズは大好きなシリーズのうちの1つ。7月にルチル文庫Lとして文庫化されるから改めて読み直した。

第4弾の『フィフス』も10年前なんだね~。最初はぽんぽんとスムーズに発行されてたのね。

>>ネタバレ続き★


エスコートシリーズ第4弾『フィフス』
衆議院議員・門真巽(46歳)×人材派遣会社エスコート社長・榎本和佐(32歳)


シリーズ4冊目でオーナー榎本編ですよ。1冊目の時は[攻]っぽいイメージだったが[受]イメージに変わりつつもほもらないでいて欲しかったんだけどなぁ。オーナーとして、悪魔の尻尾つきとしてちょいちょい顔を出してても、幼なじみで親友の[攻]志岐と[受]真城は男の恋人を作っても榎本だけは男の恋人はナシでいて欲しかった~。
しかし、オーナー榎本編はシリーズ中でかなり好きです!!

でもさ、これ、[受]榎本が中学生で叔父[攻]門真に契約で抱かれるから、文庫化したら設定を弄るんだろうか?


現在の人材派遣会社エスコートでオーナー[受]榎本が秘密の叔父である衆議院議員[攻]門真から休暇の際のボディガードの依頼を受けて、オーナー[受]榎本がトップガードである[攻]志岐と[受]真城と[攻]延清、見習いボディガードの[受]ユカリや秘書[受]律を同行して、[攻]門真とSP[攻]清家とゴルフ旅行しながら過去を振り返って、そして現在進行形の話となる。

[受]榎本は母親がスナックのママとして働きながら育てられるが倒れて入院中。突然現れた私大講師の[攻]門真から実は衆議院議員である兄の婚外子だと知らされる。[攻]門真の兄は自分より18歳年上で、政略結婚の妻とはそれなりに愛情を持っていたから子供が出来なくて妻は不妊治療していたが年齢的に諦めて、自分に婚外子がいるからと探し出して後継者にしたがっているが[受]榎本の存在を突き止めたのはまだ自分だけだから取引に応じれば黙ってやると言われ、頭の良い[受]榎本は考えた末に応じる。父親の存在は不要だから後継者のために引き取られたくない。母親が入院中で15歳未満の自分は実父がいるならそちらに託されてしまうから。

[攻]門真は三男だから明治から続く家業の政治には関わりたくない、私大講師をしながら気ままに暮らしていたのに兄に隠し子がいることを知って調べて見に行ったら賢い子供だったから興味を持ったみたいだね。そこんとこはちょっと驚いたかな~15歳未満の子供だよ?結局、取引成立したから兄の後継者として[攻]門真が政治家となり、毎月5日の逢瀬を重ねることになり、17年経った現在も続く。

突然のゴルフ旅行の依頼で旅の間中、それぞれが出会いからの過去から17年後の現在までを振り返っている書き方が読んでる私としてはかなり良かったね。
旅行同行の人選が、オーナー[受]榎本と[攻]門真の関係を知られても構わないメンバーだから相当腹を括ってるよね。
17年経った改めての旅行、[攻]門真は政界関係者から勧められた結婚があり、[受]榎本との関係に区切りをつけようというもの。[受]榎本が成人した時に契約は終わりに出来たのにお祝いはすれどそのまま触れずに二人して毎月5日だけは都合をつける。いつの間にか愛に変わったんだろうな。
合間合間にエッチシーンがあるのがエロい!オヤジ攻めだ~!頭の良い少年だが子供な[受]榎本。初体験は怖かっただろうな。回を重ねるとエロく♪

[攻]門真が結婚を勧められた政治家の秘書から襲われてボディガードたちが対処したから無事だったけど、失うかもしれないと気付かされて初めて[受]榎本が「結婚なんか……しないでください」としがみついて言うシーンは感動したわ。意地っ張りで天の邪鬼で強気で頭の良い[受]榎本が!!

『フィフス』には表題作「フィフス」が[受]榎本視点で「スタンス」が[攻]門真視点になるのかな、基本的には。両方で過去を振り返ってるからアチコチ飛んでややこしい気持ちに少しなるかもしれない。でも[攻]門真の視点で[受]榎本の動きの気持ちが知ることが出来たから良い。
毎月5日だけ逢瀬を重ねてたのに、旅行の終わりに[攻]門真を自宅マンションに送り届けて[受]榎本が他のメンバーと帰ろうとしたら引き止められてぽかんとする、自分たちは恋人関係になったから帰らなくていいんだというシーンには萌え転がった~♪


車中でユカリとのやりとりがあったり宿では[攻]門真が[受]榎本を抱くのを見張り役のユカリ&志岐が見ちゃってユカリが大騒ぎしたり。ユカリ編ではユカリは好きになれんかったが賑やかし要員としてはエエ仕事してました(笑)。ユカリの存在が[受]榎本を妬かせたりふくれっ面を見せたり可愛いらしい様子を見せるから[攻]門真としては嬉しいだろね。


巻末SS「プレイス」はエスコート本社に[攻]門真がやって来てみんなでワイワイやってるのを読むのは好きだわ。


フィフス、[受]榎本の誕生日が5日だからだってのはジーンとくるね!!
シリーズで私が『フィフス』を好きなのは[受]榎本の意地っ張りな性格やそれに伴った会話や[攻]門真にキツい性格を見せても素直になったりねちっこいエッチシーンが読めるからだろな~。


次は第5弾。エスコートシリーズ完結は第6弾。しかしその後、第2部として第7弾と第8弾が出た。


end.

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