2014-10-03 02:17 | カテゴリ:BL小説・作家カ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!


◆リンクス
◆きたざわ尋子&高峰顕
『箱庭スイートドロップ』コミコミ特典付き(2014年9月発売)

箱庭スイートドロップ (リンクスロマンス)箱庭スイートドロップ (リンクスロマンス)
(2014/09/30)
きたざわ 尋子

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-私の評価-
好み度/★★☆☆☆
エロ度/★★☆☆☆

◇(あらすじ転載)◇
平凡で取り柄がないと自覚していた十八歳の小椋海琴は、学校の推薦で、院生たちが運営を取りしきる「第一修習院」に入ることになる。どこか放っておけない雰囲気のせいか、エリート揃いの院生たちになにかと構われる海琴は、ある日、執行部代表・津路晃雅と出会う。他を圧倒する存在感を放つ津路のことを、自分には縁のない相手だと思っていたがふとしたきっかけから距離が近づき、ついには津路から「好きだ」と告白を受けてしまう海琴。普段の無愛想な様子からは想像もつかないほど甘やかしてくれる津路に戸惑いながらも、今まで感じたことのない気持ちを覚えてしまった海琴は……。
◇◇◇◇◇

きたざわ尋子さんの新刊はよっぽど好みから外れたあらすじ記載じゃない限りは手を出してしまうんだわ。絵師が大好きな高峰顕さんなだけに!





>>ネタバレ続き★


執行部代表・津路晃雅(20)×環境警備委員会新人・小椋海琴(18)、というカップリング。


ツッコミどころ満載の作品だったな~というのが一番の感想。
きたざわ尋子さんお得意の特殊設定というか、ご都合主義的な学園モノというか。多分、今時BLは男子校などの学園モノは流行らないし規制に引っかかったらあかんと思ってかはしらんが、エリートな生徒を集めた自主的に行政や商業や司法を運営していくモデルケースで廃業したゴルフ場にキッザニアみたいな施設作って自治を行っていき卒業したらハイレベルな大学を卒業したぐらいの資格が得られて今後の社会生活にも良いとか。初めての試みだからまずは18~25歳ぐらいの男だけってのがBLご都合主義(笑)。

ま、こんな設定の中に[受]海琴が放り込まれ、貞操のピンチに遭いながらも執行部代表[攻]津路から一目惚れされて迫られて事件あって助けられて結ばれて。なんか、簡単にオチたなという印象。この世界の三大トップの一人なのに[攻]津路は存在感薄い…。20歳で男の色気なんてナイってばとツッコミたいし(笑)。

[受]海琴が配属された警察に当たる「環境警備委員会(トップは委員長)」と[攻]津路が代表の運営担当の「院生会執行部(トップは代表)」と商業担当の「経済総会議所(トップは議長)」がある。
[受]海琴の上司であり保護者的存在で美貌の安佐間委員長が罵詈雑言を繰り出しても口説く北里議長とは実はスピンオフ要員なのか気になったが、あとがきにはそんなこと書いてないからこれで終わりなのかな?


事件もショボいし、[受]海琴は元々男性と付き合ってたし(プラトニック、利用された)から男性が気になったことにも葛藤ないし、なんか物足りない作品だったかな。
でも最近のきたざわ尋子さんの作品ってこんな感じなんだよな。ベテランで多作だから仕方ないのかな。


end.


秘密