2014-11-13 00:43 | カテゴリ:BL小説・作家ハ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!


◆リンクス
◆妃川螢&蓮川愛
『シチリアの花嫁』コミコミ特典クリアファイル付き(2014年10月発売)

シチリアの花嫁 (リンクスロマンス)シチリアの花嫁 (リンクスロマンス)
(2014/10/31)
妃川 螢

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-私の評価-
好み度/★★★☆☆
エロ度/★★★☆☆

◇(あらすじ転載)◇
遺跡好きの草食系男子である大学生の百里凪斗は、アルバイトをしてお金を溜めては世界遺産や歴史的遺跡を巡る貧乏旅行をしている。卒業後は長旅に出られなくなるため、凪斗は最後に奮発してシチリアで遺跡巡りをしていた。そのとき、偶然路地で赤ん坊を保護した凪斗は拉致犯と間違われ、保護者である青年実業家のクリスティアンの館に連れていかれてしまう。すぐに誤解は解けほっとする凪斗だったが、赤ん坊に異様に懐かれてしまった凪斗はしばらくクリスティアンの館に滞在することに。その上、なにかとクリスティアンに構われて、凪斗は彼に次第に想いを寄せるようになる。しかしある日、彼には青年実業家とは別の顔があることを知り――。
◇◇◇◇◇

私は妃川螢さんの作品が好きなので新刊が出たら買います。今回は特に蓮川愛さんのイラストが良かった!イラストで買った人も多かったんじゃないかな~。


>>ネタバレ続き★


貴族でマフィアのワルター・クリスティアン・ベルカストロ(30代半ば)×大学生・百里凪斗、というカップリング。


あらすじには[攻]はクリスティアンと書いてあるが作中はワルターだから混乱するよ。なぜ統一しないのかな。

ツッコミ所が満載だった…。あらすじにあるように社会人になる前に大好きな遺跡巡りの旅行をする[受]凪斗が赤ん坊ユーリィ拉致犯に間違われて誤解が解けてユーリィに懐かれたために暫くは伯父である貴族の当主[攻]ワルターに頼まれ(ユーリィ拉致犯に顔を知られてるから守るためでもある)擬似家族のように過ごしてたのが、[攻]ワルターのもう一つの顔を知ったばかりに楽しい時間は終わってしまうが好意を寄せた[受]凪斗が[攻]ワルターに迫って抱いて貰って別れるもユーリィ拉致犯が求めていたモノを[受]凪斗が所持してて拉致られてピーンチに[攻]ワルターが助けに現れて[受]凪斗がどんな[攻]ワルターでも受け入れるよ自分もマフィアの仲間入りでメデタシメデタシ!
――ってオイオイ…[受]凪斗みたいなド素人をドン([攻]ワルターの実父)はそんな簡単に仲間に入れるんかい(笑)!
[攻]ワルターがマフィア設定なくてもいい気がするんだけど。妹が敵のスパイと恋仲になって命のやりとりが必要→マフィア設定なのかな。

そういうツッコミ所に目を瞑ったとしても、[受]凪斗は[攻]ワルターを好きになったのは天涯孤独で頼れる大人の男に憧れただけなんじゃと思えたんだよ。そして妃川螢さんの作品の醍醐味は[攻]の執着だと思うんだが[攻]ワルターはそんなに[受]凪斗に執着してないよな。エッチも愛が感じられないよな~。それよりも赤ん坊ユーリィの方がよっぽど[受]凪斗に執着してるよ。ユーリィの懐きっぷりを楽しむ作品だったような気がする。

巻末短編がユーリィが5歳になった話。着々と[受]凪斗を狙ってるのは妃川螢さんパターンだなと笑った~。


[攻]ワルターの側近の二人、秘書兼医師の[受]デュリオ・ガルヴァノと顧問弁護士の[攻]ジュリアーノ・ヴェントラが気になるわ。[受]凪斗は二人が喧嘩しつつ仲良くしててしかもエッチしてんの見ちゃったから恋人だとは思うが、きっといろいろあったんだろね。特に秘書[受]デュリオはカラダ使っていろいろ過去にありそう。妃川螢さん作品の秘書[受]パターン(笑)。きっとこの二人の話が出るに違いないと思ってます!


この作品、蓮川愛さんのイラストがとにかく美しい!が前面に出てくるね。それと、シチリアだから蓮川愛さんだと岩本薫さんのロッセリーニを思い出すわ。


end.


秘密