2014-11-18 01:00 | カテゴリ:BL小説・作家ア行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!


◆リンクス
◆朝霞月子&千川夏味
『月神の愛でる花~天壌に舞う花~』コミコミ特典小冊子付き(2014年10月発売)

月神の愛でる花  ~天壌に舞う花~ (リンクスロマンス)月神の愛でる花 ~天壌に舞う花~ (リンクスロマンス)
(2014/10/31)
朝霞 月子

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-私の評価-
好み度/★★★★★
エロ度/★★★★☆

◇(あらすじ転載)◇
異世界・サークィン皇国に迷い込んだ純情な高校生の佐保は、若き皇帝・レグレシティスと出会い、紆余曲折を経て結ばれる。皇妃として平穏な日々を送っていた佐保は、ある日、裁縫店のメッチェが腰を痛め仕事を休むという話を耳にした。少しでも役に立ちたいと思い、代わりにナバル村へと行きたいと申し出る佐保。そこは、この世界に来た当初過ごしていた思い出の村だった。思いがけない佐保の里帰りには、多忙なレグレシティスも同行することになり…。
◇◇◇◇◇

待ちに待った月神シリーズの続編新刊です。同人誌『春景』と『舞花』をベースにして更に肉付けをしていました。
大変読み応えがあってとても良かった!!


>>ネタバレ続き★


サークィン皇国皇帝レグレシティス(35)×異世界から来た皇妃佐保(18)、というカップリング。


今回も2段組でぎっしり詰まっていたので、通販が到着してすぐに読み始めて夜遅くまで夢中に読みましたよ。また商業化されて本当に嬉しかった。1冊目でくっついたカップルのその後は新鮮味が薄れてしまうのが宿命なのだが、月神シリーズに関しては皇帝なのに触れ合える相手がいなかった[攻]レグレシティスが稀人[受]佐保と出会って想いが通じ夫婦となり肉体的接触も出来て本当に幸せそうな二人を側近たちと共に見守りたい気持ちで読むの。

そして、同人誌で「ここに挿絵が欲しい!」と思ってた場所にちゃんと入ってて良かった。挿絵を見ながら泣いたからね。作家さん絵師さん編集さんにありがとうと言い回りたいぐらいよ。
私が見たかった挿絵は、[受]佐保がこの世界にトリップしてきた地であるナバル村に里帰りし、[攻]レグレシティスが[受]佐保をこの世界に呼んでくれたことを月神に感謝し大地に口付けるシーン。これは同人誌『春景』を読んで同人誌だから挿絵がないことが残念で仕方なかったんだよね。こうして商業化されて挿絵を付けて貰えたことに感激号泣したよ。

同人誌『春景』では[受]佐保が馬に乗って[攻]レグレシティスと並んで歩くシーンがナバル村に行く時だったんだが、新刊では帰り道に変更されてたな。それはどちらでもいいけど。ほのぼのシーンです。ただ宰相からの連絡で[攻]レグレシティスが城に引き返した理由が、同人誌『舞花』にはサラエの王子を姫の代わりに送り込んできたようなことが書かれてたが、新刊では王子が来たから引導を渡すために戻ったというような表現に止まってた。

特筆すべきは同人誌『舞花』が大幅改稿されてたことですよ。同人誌だとナバル村で知り合った役者と王都で再会しお忍びで観劇したらその役者テルゼが怪我をしてしまって[受]佐保が代打を引き受けて成功するが劇団座長に色気がないことを指摘されてショックなのを[攻]レグレシティスが宥めるという話でした。それが新刊では、テルゼが当て馬に出世してたよ!!夢中で読んだわ。
皇妃なのは言ってないから限られた時間を一生懸命に役をこなそうとする[受]佐保を見てたら惚れるよね!

練習中にじわじわ迫るテルゼとそれをはたき落とすかの如くのミオさんと幼なじみの[攻]レグレシティスのために悪い虫を追い払う副団長マクスウェル、そして全く気づかない[受]佐保の構図がとても面白かったな~。舞台が成功して、皇帝が観覧する天覧劇に招待状を[受]佐保に渡すテルゼと困惑する[受]佐保、そして当日バレちゃうしパーティーではテルゼが食い下がって、楽しめた!
同人誌でも書かれてたが幼少期のマクスウェルが王子[攻]レグレシティスを連れ出して芝居小屋に入り込んで…が新刊ではちゃんと素晴らしいオチがあって感激したわ。劇団団長が若かりし頃に[攻]レグレシティスと約束してたことが20年経って果たされる。[受]佐保がナバル村でテルゼに出会って巡り巡ってなんだもんな~。うるうるしたわ。[攻]レグレシティスがマクスウェルに連れ出されて覗き見たお代はいつか皇帝の前で演らせるというもので、先の皇帝じゃなく皇子が皇帝になってしまったが果たされて良かった。

テルゼに姉がいて強くて近衛騎士団に入りたいからとマクスウェルや騎士団員を追いかけ回すというエピソードが加わってた。

エッチシーンもしっかり入ってて満足でした。

コミコミ特典小冊子は、[受]佐保がミオさんとトーダの菓子店に買い物に出た際に花束と菓子を持つマクスウェルを見かけたことから、街に恋人がいるんじゃないかと想像し、聞いた噂から総合して、陛下[攻]レグレシティスや団長リー・ロンたちとの団欒の際に妓楼から見受けして囲うんじゃと本人に言ったら殴られてリー・ロンが叱り、実はまともな用事で花束や菓子を求めてたのに[攻]レグレシティスも下半身事情からそんな噂されても仕方ないよな流れだったけど妓楼方面にマクスウェルが行ったのは[攻]レグレシティスの頼まれ事=香油の購入というなんとも言い難いオチ(笑)。[攻]レグレシティスが買いに出るわけに行かないもんね~。行ったら面白いのに!


新刊は本当に読み応えがあって楽しめた。希望するシーンに挿絵と、マクスウェルやミオさんやテルゼがどんな容姿か分かったのが良かったよ。
今月発売予定の新刊がめちゃくちゃ楽しみ。10月新刊と同じようにリンクスの入荷次第発送される組み合わせで通販予約してるからね。早く~!!

end.

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