2015-05-05 10:14 | カテゴリ:BL小説・作家ハ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆ガッシュ文庫
◆火崎勇&乃一ミクロ
『甘い牙』(2015年4月発売)



ー私の評価ー
好み度/★★★★☆
エロ度/★★☆☆☆

◇(あらすじ転載)◇
派遣社員の弓川はどこにでもいる平凡な青年。ある日、会社の帰りに首輪をしていない狼犬を保護する。その後飼い主だと名乗る高嶺という男から「お礼に」と食事に誘われたのだが、なんと高嶺は会員制高級クラブの経営者だった。野性的な魅力溢れる大人の男――そんな高嶺から「君を気に入った。俺の恋人になれ」と迫られる。会う度に「お前が欲しい」と熱く口説かれ弓川はとまどいながらも惹かれていくが、高嶺は何かを隠しているようで――!?
◇◇◇◇◇

火崎勇さんの新刊は前は頻繁に買ってたけど、最近は買わなくなったな。読んでほぼハズレなしの安定感なんだけど、パターン決まってるから飽きてきたというか。いやいやそこがまたイイんですけどね!

 

>>ネタバレ続き★


会員制高級クラブ等経営者・高嶺恢(たかみねかい)×派遣社員・弓川和哉、というカップリング。


実家が元は小さな会社を経営していて新卒で入社してすぐに他社の煽りを受けて倒産してしまい、派遣社員として実家を離れて頑張っている[受]弓川。派遣先の会社の上司・宮尾に執拗に迫られて公園で追い詰められてピンチという時に狼犬に助けられ、それが縁で飼い主である[攻]高嶺と交流が始まる。

いつもの火崎勇さんのパターンで安心して読めた。読む前からの想像通りに“狼犬ウォルフ=[攻]高嶺”だしね(笑)。
[受]弓川は助けてくれた狼犬ウォルフが上司・宮尾を攻撃したら保健所に処分されちゃうから上司・宮尾が悪いのは分かってるが必死で止める。それを[攻]高嶺から感謝されて狼犬ウォルフもなついてるからと遠慮するのを強引に高級クラブへの出入りを願い、狼犬ウォルフと[受]弓川の交流が始まる。
[受]弓川は自分になつく大型犬との認識だから派遣先での上司・宮尾から迫られて怖いと思ってることなど本音を晒しまくり、人間の本音と建前のや親しくなると傲慢になる醜さを常に身に受ける[攻]高嶺からすると自分を利用しようとしない[受]弓川を好きになる、伴侶にしたいと願うのは納得だね~。
[攻]高嶺の部下たちが、自分を弁えている[受]弓川が去り気味なのをなんとしてでも主人([攻]高嶺)の側に居てもらいたいと願って上司・宮尾を排除しようと頑張るのも分かる~。[攻]高嶺が人間やめて狼で生きていくと思ってんのを何としてでも引き留めたいもんな~。

上司・宮尾の[受]弓川への執着は読んでて怖かったわ。なぜそんな自分勝手な思考になるのかな(苦笑)。

火崎勇さんの作品は安心して読めるね。


end.

秘密