2015-05-27 01:58 | カテゴリ:BL小説・作家カ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆セシル文庫
◆稀崎朱里&周防佑未
『赤ちゃんとハードボイルド』(2015年5月発売)



ー私の評価ー
好み度/★★☆☆☆
エロ度/★★☆☆☆

◇(あらすじ転載)◇
莫大な借金を背負わされた麻倉蓮は、怪しげな屋敷に連れ込まれてしまった。返済の話をしようとしたとき突如赤ちゃんの泣き声が…!?泣き叫び続ける赤ちゃんと困り果てる屋敷の主人・速水。見かねて近づいた蓮は、偶然にもその症状が姉の子供と同じだと気づき、赤ちゃんを泣き止ませることに成功する。そのことで速水に見込まれた蓮はベビーシッターをすることで借金の返済をすることになり――。
◇◇◇◇◇

初めましての作家さんなんだけど、あらすじと絵師周防佑未さんに惹かれて購入した。
セシル文庫は子育てBL推奨レーベルだね~。子育てばっかだね。


>>ネタバレ続き★


龍盛会三代目組長・速水皓一郎(30歳前後)×ベビーシッター・麻倉蓮(23歳)、というカップリング。


あらすじでワクワクしたんだけどさ、[受]蓮が就職した先の人の良さげな社長に騙されてヤミ金の連帯保証人にサインさせられてて出勤したらもぬけの殻で借金背負わされたとかナイわ~!と思ってしまった。どんだけアホな子なの。
取り立てに来た[攻]速水と部下たちに拉致られ、そこで泣きわめく赤ん坊を身内の経験から適切に対処出来て住み込みのベビーシッターで借金返済していくということになり、[攻]速水とのふれあいから恋に発展していく話だった。

……だったんだけどさ、正直、ペース配分が悪いなと感じた。[受]蓮がベビーシッターに励む様子と、[攻]速水の家に住む人たち([攻]速水を子供の頃から知る家政婦の照子さをや舎弟のミツオなど)との様子などの描写は良かったんだが、[受]蓮が[攻]速水を意識するのは舎弟のミツオがキッカケだったりするのに対してかなり遅いタイミングで[攻]速水が[受]蓮に恋をするのが納得いかぬ。[攻]速水の妻は組の抗争で身籠った状態で命を落としたみたいでそんな中で生まれた赤ん坊が海翔だよ?しかも妻とは愛し合ってたみたいなのに、亡くなって8ヶ月やそこらで[受]蓮を好きになるか?赤ん坊海翔を普通の感性で育てたいからベビーシッターとして[受]蓮を強引に決めたとかなんだか無理矢理捻り出したみたいなネタだな~と感じたよ。

あと、[攻]速水は[受]蓮に恋を打ち明け、[受]蓮も想いがあるのにページ数も最後の方になってきて当て馬が登場するのがペース配分が悪いなと感じたわけよ。ベビーシッターが始まって最初の方で3人いた舎弟のうちのミツオが[受]蓮を綺麗だと言い出したことが[受]蓮に男から好意を寄せられることを意識するキッカケになるが、ミツオは当て馬じゃないんだよね。あくまでも屋敷内の同僚みたいな?舎弟のうち[攻]速水に付いてるエイスケがいきなり[攻]速水に告白というか襲い受けしようとしてるんだわ。[攻]速水の部屋を偶然見ちゃったことで[受]蓮は想いを告げないことにするんだか、いきなりのエイスケの行動に読んでて呆然としたっつーの!今まで存在感なかったのにさ。エイスケの告白によると[攻]速水はノンケだわ結婚するわで諦めるために男を買ったりミツオを相手にしてたり――もしやエイスケとミツオのスピンオフ(ミツオ×エイスケ)狙いで書いてるのかなと想像したわ。

とにかくペース配分の悪い作品だなと思ったのでした。
[受]蓮が[攻]速水の職業をギリギリまで分かってないんだよね。限りなくブラックに近いとは感じて。これさ、ギリギリで実は[攻]速水はヤクザじゃないんですー!ヤクザに見えるけど弁護士なんでした~!の方が良かったんじゃないかな。
作家さんはファンタジーかTLで主に書いてるのかな?そんな気がした~。違ってたらごめん。


end.

秘密