2015-05-28 12:04 | カテゴリ:BL小説・作家マ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆ルチル文庫
◆御堂なな子&高星麻子
『うそつきなジェントル』(2015年5月発売)



ー私の評価ー
好み度/★★★★☆
エロ度/★★★☆☆

◇(あらすじ転載)◇
留学先のイギリスで家庭教師をしていた遥人は、ある日生徒のアッシュに真剣に告白されてしまう。彼の将来を思い恋心を受け入れずにいたが、そのことをアッシュの父親に知られ、別れも告げず日本に帰国することに。7年後、教師となった遥人はイギリスの学校に赴任するが、理事長として現れたアッシュに復讐のような強引なキスをされてしまい…!?
◇◇◇◇◇

御堂なな子さんという名前だけでは買わないが、あらすじや絵師が好みであれば買う作家さんだな。



>>ネタバレ続き★


伯爵家跡取りで会社社長で名門校理事長のアシュリー・ジェラルド(22歳)×教師・相良遥人(27歳)、というカップリング。

御堂なな子さんはリブレにルビー文庫にルチル文庫とレーベルのカラーに合わせて書かれるんだなと今回改めて感じた。
全部が全部読んではいないけど、今回の新刊がとても上手く纏まっていたから作家として見直した。失礼な言い回しかもしれないが、リブレ辺りの作品が微妙な感じを受けたから購入を検討作家に入れてたんだよね。

英国の伯爵と日本の剣道の達人として友好を築いた祖父同士の縁があって[受]遥人々は大学入学してから二十歳の時に英国の大学に交換留学のホームステイ先として[攻]アッシュの伯爵家屋敷に住むことに。伯爵一家の家庭教師を務め家族同然に受け入れられていたが、[攻]アッシュが[受]遥人に想いを寄せるようになり[受]遥人も自分を慕う少年に恋をしたが将来の伯爵である彼と結ばれるわけにはいかないので大人としての理性で流すことにし、父親である伯爵からも頼まれて帰国することに。
それから7年経って[受]遥人は教師として勤務していて姉妹校の教師の交換制度で英国の名門校に派遣されるがそこで理事長になっていた[攻]アッシュと再会し、恨んでいるはずの[攻]アッシュからせじわじわと迫られたり、英国の名門子弟の生徒たちにありがちなOB出身でない者やアジア人差別など[受]遥人に降りかかるが、剣道を嗜む[受]遥人の努力が生徒たちに受け入れられてやっとめでたしかと思ったら、二人の関係を盗撮されて脅されて別れを決意していたら犯人が分かり[攻]アッシュに助けられて今度こそ結ばれて良かった!

過去と現在が上手く纏められてて、一部の生徒たちから差別を受けたりそれを尊敬に持ち込むシーンがワクワクしたんだよね。
最初に出てきた同僚、絶対にやらかすやろな~と思ってた(笑)。

[攻]アッシュのエッチはねちっこいというかムッツリな気がするが、お互い初恋で[攻]アッシュは[受]遥人ひとすじだったから、やっぱDTだよな?違うのかな?

巻末に[攻]アッシュ視点の番外編短編が入ってる。[受]ハルを初めて写真で知ったのちホームステイで初めて会ったことや恋をしたことなど、理事長室で[受]ハルが入ってくるまで回想。
写真を見た時は剣道の袴姿の[受]ハルを女の子だと思っていたこと、実物を見て接して惚れたことなど、街で暴漢に襲われた時に[受]ハルに剣道で助けられて早く大人になって自分が[受]ハルを守りたいと思ったことなど、こういう気持ちが読めたのは良かった!


end.


秘密