2015-11-05 13:37 | カテゴリ:BL小説・作家ハ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆キャラ文庫
◆火崎勇&水名瀬雅良
『リインカネーション~胡蝶の恋~』コミコミ特典イラストカード付き(2015年10月発売)



ー私の評価ー
好み度/★★★☆☆
エロ度/★★☆☆☆

◇(あらすじ転載)◇
子供の頃からくり返し見る、芦名の不思議な夢――実の兄への恋情を抱えたまま死に別れ、後悔と共に一生を終えた弟の夢だ。俺は弟の生まれ変わりなんだろうか…。ところが恋人の蔵王も同じ夢を、しかも兄の視点で見ていた!?運命の再会だと喜ぶ蔵王に、芦名は不安を隠せない。蔵王さんが見ているのは、俺じゃなくて弟なのか…?兄弟の影に怯える芦名は、次第に疑心暗鬼に陥っていき…!?
◇◇◇◇◇

火崎勇さんの作品は好きでパターンが割りと決まってるから安心して読める。でもパターン決まりすぎてて遠ざかってしまってる。あらすじを読んで買うか買わないか決めてるかな。
今回は生まれ変わりかどうなのか気になって手を出した。


>>ネタバレ続き★


蔵王右仁(大学3年生→社会人4年)×芦名純(大学1年生→社会人2年)、というカップリング。


[受]芦名が終始悩みすぎてしんどそうやな~、と思いながら読んだよ。
いつもの火崎勇さんの作品パターンとは少し違う感じだね。火崎勇さんのパターンは誤解と誤解の末に真相を知ってめでたく恋人になるんだけど、この作品は恋人になってからの話だからね。

[受]芦名は中学生の頃から兄に切ない片想いをしている「洋二郎」の夢を見ていて、その兄「圭一郎」が事故死してしまったことで彼の後悔などを学習し、実際に自分が大学のサークルの先輩である[攻]蔵王に片想いをしたが彼の卒業で好きな気持ちを打ち明けていれは良かったという後悔をしないために告白したら両想いになる。
しかーし、ここからが苦悩の始まりなんだよね。実は[攻]蔵王も随分前から洋二郎の兄「圭一郎」の夢を見ていて、兄視点で弟に片想いをしていて、恋人である[受]芦名が洋二郎なのは運命的で嬉しい、と。

[受]芦名は“自分と洋二郎は別人”と考えてるけど、恋人である[攻]蔵王が“自分は圭一郎の生まれ変わり”と考えてるなら、現実の二人は噛み合わないわな(苦笑)。[攻]蔵王は[受]芦名が圭一郎&洋二郎のことを話題にしたら遮るから話さないけど、[受]芦名は[攻]蔵王の言動が自分を洋二郎と思っているように疑っていて心も体も休まらない毎日。就職活動もなかなか進まず、クリスマスに[攻]蔵王の態度が我慢しきれず逃げ帰ってしまい、自宅で倒れて実家に戻って静養し、自宅に忘れたスマホのメールで恋人関係は終わったと思って大学卒業を機に引っ越し。
働き始めてから2年が過ぎて同僚が先輩からマイノリティを理由に苛められてるのを庇って仲良くなり飲みに出た時に[攻]蔵王と再会。同僚に後押しされてマンションに行って自分の考えを伝えたら、やっぱり火崎勇さんらしい誤解パターンでニヤリとしたよ。
[受]芦名の方が「洋二郎」と「圭一郎」にこだわりすぎて自分を見失ってたんだろな。[攻]蔵王は自分は兄として理性で抑えてる圭一郎とは違うから親の手を離れて社会人になったからもう遠慮はしないと躊躇いなく抱く。そうなの!二人は未挿入だったのですよー![攻]蔵王は[受]芦名が大学を卒業するまで待つつもりだったのにクリスマスに逃げられて別れたつもりはないから恋人は勿論つくってない(我慢出来ず風俗には行ったらしい……)。

最後の方に出て来た同僚の堀江がどんな恋をしてるのか気になったが火崎勇さん作品は基本的にスピンオフはないからこのままなんだろな。



end.

秘密