2015-12-24 02:39 | カテゴリ:BL小説・作家ハ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:読んだ本の紹介
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆カクテルキス文庫
◆妃川螢&みずかねりょう
『誑惑の檻-黒皇の花嫁-』初回限定ペーパー+コミコミ特典番外編カード付き(2015年12月発売)

ー私の評価ー
好み度/★★★☆☆
エロ度/★★★★☆

◇(あらすじ転載)◇
凛はチャイナ・マフィアから身を隠しひっそりと生きてきた。雷雨の夜、突如襲われた凛を救ったのは、大富豪・嵩原だった。手厚い看護と慈しむような眼差しに癒されるが、救い出されたのではなく、罠にかけられたと知る。毎晩繰り返される陵辱行為。圧倒的な熱に犯され、嵩原の底知れぬ恐ろしさに触れた時、それは記憶の底にある、何かと符合して…。“そなたこそ黒の花嫁にふさわしい”凛の封印された秘密を言い当てる紳士。その正体は…。待望の文庫化&魅惑の書き下ろし収録有!!
◇◇◇◇◇

2007年にアルルNとして発行されたものの文庫化。当時の挿絵はDUO BRAND.さんでした。
書き下ろしとペーパーとコミコミ特典が読みたいのと、絵師がみずかねりょうさんに代わったから購入した。




>>ネタバレ続き★


嵩原壮一郎こと黒皇ヘイファン(30代半ば)×緑川凜こと緋嵐フェイラン(19歳)、というカップリング。


[受]緋嵐は中国マフィアのいくつかある組織の一つの鬼紅(グイフォン)のトップ紅帝(フォンタイ)と日本人の愛人との間の息子で双子の妹桜凜がいたが、10年前に裏切り者たちの襲撃に遭い父が暗殺され、母と緋嵐桜凜は日本に逃げ妹も亡くなってしまう。日本人の愛人の息子とはいえ唯一の跡取り息子だから命を狙われないように緋嵐が死んだことにして桜凜として母子で生きてきたが母も亡くなり一人で暮らしてきたところに再び追っ手が迫り、重傷を負ってピンチなところを大富豪の[攻]嵩原に助けられ保護されたが彼の様子が只者ではないと気付き、そして――という話。

アルルNで読んだから再読になるんだけど、絵師が変わると雰囲気も変わるよな。私はDUO BRAND.さんの絵は好みじゃなかったから当時はサラッと読んで終わったが、みずかねりょうさんの絵は大好きだから[受]緋嵐の美しさが際立ってるね。[攻]嵩原も素敵で謎な男ってのが滲み出てるし。

サクッと言っちゃえば、自分を助けてくれたのにそれは間違いで本当は敵なのか?みたいな[攻]嵩原は[受]緋嵐を大事に思ってるしマジで婚約者だからな![攻]嵩原は同じく中国マフィアの大きな組織である老皇(ラオファン)のトップに若くして就いていて内紛が起きていた鬼紅の紅帝に協力を求められていて会っていた時に9歳だった[受]緋嵐の鋭い見抜く力(嵩原の本心)に感心して協力の見返りは将来黒の花嫁(黒皇のパートナー)だと約束してたんだもんな。別にロリコンじゃないみたいだけどさ。自分のパートナーに相応しいと判断しただけなんだけど。

一番ツッコミたいと思ったのは、中国マフィアなのに舞台が日本ってことなんだけど(笑)。[受]緋嵐が日本に住んでるからなんだけどさ。中国マフィアの日本支部から追っ手が来てたみたいよ。日本かいっ!とツッコミ入れた……。
[受]緋嵐親子を助けられなかったことから[攻]嵩原が老皇を解散して消えて力はそのまま保ちつつ嵩原壮一郎と名乗って日本で過ごしてるのはちょっと理解できないけどね。

父親である紅帝を裏切ったのは側近だったみたいで[受]緋嵐が鬼紅の後継者の証の刀を出して、老皇の黒皇([攻]嵩原)がパートナーだと迫るとカタがついて呆気なかったな。

妃川螢さんにしてはエッチシーン頑張ってたんだな~としみじみとしたわ。いくつもそういあシーンあったからさ。
[受]緋嵐が[攻]嵩原から清拭して貰ってるシーンで下半身を触られて涙ぐむシーンは私はニヤニヤしたわ。10年女子として生活してきたから半分女子の気持ちになっててそんな自分に戸惑っててさ。[攻]嵩原が優しいのなんの。きっと内心はニヤニヤしてたんだろな。
あと、傷が癒えて[攻]嵩原が自分を閉じ込めてると気付いてぶつかると、[攻]嵩原が本性を現して[受]緋嵐を抱くシーンもこいつムッツリだなと思った!うん、私の中では[攻]嵩原はロリコンでムッツリ!

書き下ろしは、嵩原邸の警備犬の赤ちゃん1匹が[受]緋嵐のペットになる話。
初回限定ペーパーは、[攻]嵩原ロリコン疑惑を受けないように[受]緋嵐が大人の女の化粧で客人に対応する話。
コミコミ特典番外編カードは、[受]緋嵐がベッドで就寝してる夫[攻]嵩原に殺気を向けて(←嵩原は強いから訓練?)挑みかかろうとするが気付かれて悔しい話。


久々の懐かしい作品でした。
カクテルキス文庫は旧ノベルスを文庫化するレーベルなのかな?


end.
秘密