2016-01-21 02:38 | カテゴリ:BL小説・作家マ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:読んだ本の紹介
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆ルチル文庫
◆水原とほる&サマミヤアカザ
『呪いの宮の花嫁』(2015年11月発売)

ー私の評価ー
好み度/★★★★☆
エロ度/★★☆☆☆

◇(あらすじ転載)◇
男が早死にする家系に生まれた四之宮馨は、生まれた時から女として家の中だけで育てられていた。ようやく、大学へは男性として通えるようになったが、ある日双子の妹・茜の見合いの席で、大学で出会った桐島簾司と女装姿で再会してしまう。そこで簾司に交際を申し込まれ、縁談の邪魔をしないよう秘密を抱えたまま逢瀬を重ねることになるが……。
◇◇◇◇◇

これ、買ってすぐに読み始めたのに途中で何か用事せなあかんようになったんでしおりを差して置いてたらそのまんま放置プレイでした!
探し物してる時に気付いて続きを読んだよ。



>>ネタバレ続き★


菊翠庵三男で美術品鑑定士で大学講師・桐島簾司(33歳)×古美術商四泉堂長男で大学生・四之宮馨(20歳)、というカップリング。


手短な感想を目指す!
2016年は手短な感想を目指す!
(呪文のように言っとかなきゃいつまでも履行出来ない気がする)


これ読んで面白かったよ!読みながら「これ、ホンマに水原とほる作品か?」と紙カバー剥がして作者を確認したからな(笑)。
私がBL入門してすぐに水原とほるさんの今は亡きピアスノベルズを読んだのよ。BL入門してすぐの頃は三宮のジュンク堂2店舗で買い漁ってたな~(当時は神戸在住)。水原とほるさんのピアスノベルズはハードでした![攻]が[受]に暴力振るうからね。その印象が強くて後々の他の作品もそんな感じのあるから割りと鬼門なんだよね。ところがどっこい、この作品、[攻]が[受]に対して王子様やないかーい!びっくらこいたわ。

男が早死にする家系の唯一の男子である[受]が[攻]に女装の秘密がバレて、それでも恋愛関係になり二人で呪いを解いて行こうと行動していきながら関係は深まって、[受]や家族がピンチになった時に[攻]が助けに来てくれて呪いも解けてめでたしめでたしという展開。
[受]馨が呪いはほんとにあるのか分からないけど婿養子にきた祖父や父が亡くなってることで静かに運命を受け入れて祖母や母の言いなりに女装して一人で生きていくしかないと思ってたのが可哀想でした。双子の妹がお見合い相手と恋愛してるのをちょっと羨ましそうにしてるのとか切ない。でもそのお見合い相手の双子の弟である[攻]簾司が大学で[受]馨を見初めて恋愛に発展したのは本当に良かったよ。今まで遊んできた[攻]簾司にしたらまっさらな[受]馨に一つ一つ教えていくのは楽しいだろな!

巻末のSSがホラーなんですけど!大丈夫なのか?
作中で登場の[攻]簾司の友人で呪いを祓ってくれた術師の古雅高麿がとても気になる。実家は由緒ある神社で兄があとを継いでるから自分も資格は取ってるが美術館学芸員として働いてる。これは見過ごせないキャラだよ!是非とも古雅編が欲しいよ。


end.


秘密