2016-02-04 02:03 | カテゴリ:BL小説・作家マ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:読んだ本の紹介
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆リンクス
◆宮本れん&高峰顕
『誓約のマリアージュ』コミコミ特典小冊子付き(2016年1月発売)

ー私の評価ー
好み度/★★★★☆
エロ度/★★☆☆☆

◇(あらすじ転載)◇
凛とした容貌で、英国で執事として働いていた立石真は、日本で新しい主人を迎える屋敷に雇われることになる。真の主人になったのは、屋敷の持ち主だった資産家の隠し子・高坂和人。これまでに出会ったどの主人とも違う、大らかな和人の自由奔放な振る舞いに最初は困惑するものの、次第にその人柄に惹かれていく真。そんなある日、和人に見合い話が持ち上がる。どこか寂しく思いつつも、執事として精一杯仕えていこうと決心した真だが、和人から「女は愛せない。欲しいのはおまえだ」と思いもかけない告白をされ…。
◇◇◇◇◇

宮本れんさんは初単行本のリンクスを読んでイマイチ好みではなかったから手を出してなかったんだけど、絵師が高峰顕さんなので新刊を買ってみた。




>>ネタバレ続き★


御堂家新当主・高坂和人(30代後半?)×執事・立石真(30歳ぐらい?)、というカップリング。

この作品のイラストレーターは高峰顕さんで大正解だなと思った!美しい絵で[攻]の格好よさと[受]の綺麗さが必要だから。

御堂家の新しい当主は亡くなった先代の隠し子である[攻]和人。先代が恋人との結婚を反対され結局独身を通したので義弟(妹の旦那)三橋が[攻]和人を探し出して後継者に。高齢の執事は引退したから新しい執事として[受]真が採用されて二人は出会う。
屋敷内の使用人は[受]真だけで、あとは庭師葉崎だけ。[受]真の仕事は[攻]和人に上流階級の行儀などを教育することも含まれてるから逆マイフェアレディなのかな?ま、[攻]和人は上流階級のマナーには疎くても人間関係はしっかり築けている人で実はエライ人とかの友人がいるみたいでハイスペック[攻]様かな?

二人が意識し始めてじわじわ近付いていくのを読むのは良かった。もちろんすぐにはくっつかないよね!主従関係が特に[受]真を躊躇させ、さの間に当て馬が邪魔をするのは醍醐味だよね!
でもさ~、当て馬・小鳥遊望は自分の姉が[攻]和人のお見合いの相手(母親が勝手に進めただけ)なのに惚れたからってアタックするの?家族でゴタゴタせんか?結局すぐ退場だったけど、小鳥遊望の存在が[受]真に恋を意識させ、その結果仕事はグダグダになって御堂家から去ろうとまでしちゃってそこでやっとくっつくんだけど、1冊かけてゆっくり育む恋でした!
もうちょっと[攻]和人視点が読めたらいいんだけど。
御堂家は先代の妹と三橋の間の子供が継げばいはいから[攻]和人は[受]真と死ぬまで暮らせるね。

コミコミ特典小冊子がかなり面白い。あとがきに書くなら一部の書店でしか手に入らないのはやめた方がいいかも。巻末に収録にすればいいのに。
庭師の葉崎視点で、[攻]和人と[受]真が恋人になって1週間ぐらいの話。薔薇の庭で散歩しながら仲睦まじくやるのはいいが今いるとこらへんの手入れしたいからどいてくれへんかな~みたいな。
[攻]和人が男から見て羨ましいぐらいに格好よくてキザで[受]真が好き過ぎて口説きまくりなのを庭師葉崎が感心するように見てる。花言葉を教えた薔薇で[攻]和人がプロポーズしたら[受]真が初々しく受け入れてハッピーかと思いきや、あの時その薔薇をくれたのは庭師の葉崎だから葉崎は[攻]和人が好きなんじゃないか?いやいや[受]真が好きなんじゃないか?で二人が言ってるのが耐えられなくなって隠れてた葉崎が飛び出てくると。
独り身には主人と執事が恋人になってんのはツラい状況だよな。挿絵はないが庭師の葉崎(29歳)は[攻]タイプなのか[受]タイプなのかどちらなんだろ。[攻]タイプっぽいかな。どちらかというと[受]真を気にしてるもんな。


本編とコミコミ特典小冊子セットで読むと楽しい作品でした。



end.


秘密