2016-03-04 02:16 | カテゴリ:BL小説・作家ハ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆リンクスロマンス
◆妃川螢&北沢きょう
『三代目の嫁』(2016年2月発売)

ー私の評価ー
好み度/★★★☆☆
エロ度/★★★☆☆

◇(あらすじ転載)◇
幼稚園に勤めるやさしい容貌の小早川里玖は、子どもが怪我をする事件が起きた際に濡れ衣を着せられてしまう。さらに子どもの親からは莫大な治療費を請求され、借金も負った里玖は退職後、叔母に誘われて人材派遣会社に登録することに。高額報酬に引かれてある家庭のハウスキーパーの依頼を受けるも、依頼人の佐伯はひと目で極道とわかる強面だった。恐ろしくて断ろうと思う里玖だが、佐伯の子供は可愛く里玖に懐いてしまう。佐伯にビクビクしながらも、そのまま依頼を引き受けることになる里玖だが…。
◇◇◇◇◇

妃川螢さんは大好きな作家なので当然作家買いです!

カバー裏に書かれたあらすじの「叔母」は間違いだね。[受]里玖の母親の姉だから「伯母」です。本文は間違えてはなかったけど。



>>ネタバレ続き★


元極道の会社社長・佐伯侠介(30代半ば?)×人材派遣会社社員・小早川里玖(25か26歳?)、というカップリング。

シッターとして派遣された[攻]佐伯がどう見ても極道の人で辞めたいけど子供の和(わたる)が可愛くてでも父親とギクシャクしてかわいそうで放っておけないとこにつけこまれて体まで奪われた[受]里玖の和(わたる)への母親のような愛情と世話をする様子や、[攻]佐伯の不器用な様子が読んでて面白かった。

妃川螢さんの書く[攻]たちは最初はかっこよくても最終的には[受]の尻に敷かれてヘタレたりするが、今回の[攻]佐伯は不器用なままでした。[受]里玖に一目惚れしてたのに何も告げずに手を出すのはあかんやろ!後でちゃんと告げてたけどね。
和(わたる)は[攻]佐伯の子供かどうかは分からないけど、[攻]佐伯の子供のような気もする![攻]佐伯の元に連れてきた女は和(わたる)の記憶では産みの親ではないみたいだから。

[受]里玖は大学を卒業して真摯に幼稚園に勤めていたのに、どうしようもない同僚と怪我をした子供の親のせいで解雇にはなるわ責任を押し付けられて借金を背負わされるわ(←リアルであるの?さすがに借金はない気がするけど)酷い目にあったのに子供のために反論しないのは自分の人生はそれでいいのか心配になるよ。偶然、[攻]佐伯がそんな[受]里玖を自分の子供の側に置くには安心できると思ってくれてシッターとして派遣されるように[受]里玖の伯母に手配かけたから良かったんだけどさ。[受]里玖みたいな人は貧乏くじばっか引かされて気の毒な人生送りそうだよ。

[攻]佐伯は極道の組の三代目だけど解散して会社をやってるみたい。何の会社なのか分からないが、セキュリティー関係だよな?警備会社かな。
元若頭の社長秘書の七緒と元金融マンの運転手の木嵜が恋人関係らしい(木嵜×七瀬?)。リンクスなのでスピンオフが出るのかなの?

私は、北沢きょうさんの絵があまり好みでない。全体的に子供っぽく感じるんだよね。この作品の[攻]佐伯の子供である和(わたる)は可愛くてイイんだけど、大人キャラまで幼く見えるんだよね。20代半ばの[受]キャラはまだいいよ。ぶっちゃけ、挿絵1枚あった木嵜と七緒が若過ぎる?一瞬、チンピラがスーツ着ていきがってんのかと思ったよ。七緒が元若頭の社長秘書には見えない……。


妃川螢さんの作品で[攻]が社長だと、社長秘書は同じ[攻]属性で[受]の身近にいる人を食う、もしくは[受]属性だと腹黒策士で社内に下僕がいるという設定が多いなと思ったよ。七緒と木嵜がそうだなと。


end.

秘密