2016-03-11 02:12 | カテゴリ:BL小説・作家カ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆ルチル文庫
◆可南さらさ&花小蒔朔衣
1『北上家の恋愛模様 次男編』(2015年2月発売)
2『北上家の恋愛事情 三男編』コミコミ特典イラストカード付き(2015年11月発売)
3『北上家の恋愛指南 長男編』(2016年3月発売)

ー私の評価ー
好み度/★★★★☆
エロ度/★★★★☆

◇(あらすじ転載)◇
[1次男編]
北上祥平と瀬川匡は幼馴染みで恋人同士。祥平は地元でも有名な美形三兄弟の次男で、可憐でたおやかな容姿だが、気が強く手も早い。一方、匡は顔も頭も人柄もよく人望がある。近頃、匡が祥平によく似た従兄弟・真生をやたらと可愛がっていて、祥平は面白くない。しかし三年前、匡と仲違いした出来事が祥平のトラウマになっていて強くも言えず……!?
[2三男編]
美形三兄弟の三男・北上忍は冷めた性格のクールビューティだが、兄の祥平にだけは甘い超ブラコン。祥平が合宿に出かけた日、一人きりになった忍を心配した恋人の高槻旭は自宅へ泊りにくるよう誘う。渋る忍を連れて帰宅すると、なぜか高槻の弟の和弥が家にいた。和弥は兄に素っ気ない態度をとる忍に苛つき、不用意な言葉で傷つけてしまい……!?
[3長男編]
美形三兄弟として評判の北上家長男・雅春は、次男の祥平、三男の忍の世話を生き甲斐としてきたが、弟たちから勧められて寮で一人暮らしをすることに。ある日、隣室に高校時代の後輩・柴田貴文が引っ越してくる。『王子様』とも呼ばれるほど容姿・家柄・頭脳共に完璧な柴田は、恋愛嫌いの雅春が唯一、恋人として過ごしたことのある相手だったが……。
◇◇◇◇◇

1年かけて3冊発売されましたね。次男編と三男編は同人誌から、長男編は書き下ろし。
元は1冊ずつ感想を残そうと思ったけど読み終えて少しでも感想残したい本が控えてるから纏めて簡単に感想残す。





>>ネタバレ続き★


*次男編
高校生・瀬川匡×高校生・北上祥平(幼馴染みで同級生)

*三男編
大学生・高槻旭×高校生北上忍(幼い頃に知り合ってて再会の5歳年上攻)

*長男編
会社員・柴田貴文×会社員・北上雅春(高校時代に出会った後輩先輩の年下攻)


兄弟3人とも[受]ですよ、[受]の家系かよ!
兄弟3人いればBL的にいろんなパターンのカップリングが考えられるよね。
次男編は、高校生で同級生同士という青い恋愛をしてる。
三男編は、幼い頃に知り合って自分が取った行動に贖罪の気持ちのある[攻]と母親に捨てられて誰からも愛されないと思っている[受]。
長男編は、幼い頃から夫以外の男と恋愛をしている母親の行動を嫌い恋愛を全く信じていない[受]とモテる後輩[攻]がたまたま[受]のボディーガードを兼ねた恋人役を引き受けてから暫く別れを経て再会しゆっくり恋愛を自覚。


【次男編】
あんまり好みではなかったかな。高校生同士を私が好まないせいなんだけど。
[受]祥平は自分を可愛がって甘やかしてくれる人をかぎ分ける能力あるよね。自分を必要としてくれる人に甘えまくるのも、その人が自分の存在を必要としてくれてることを無意識に分かってるし(三男編で分かるけど異父弟[受]忍は祥平の世話をすることで自分の存在意義を認める)。
恋人である[攻]匡が生徒会副会長やって大人びた様子だけど青いよね~。[受]祥平に似てる従兄弟の真生に慕われて恋されてるのも気付かず、真生と過ごしたりしてそれが[受]祥平を苦しめてると分からない。[受]祥平は恋人になる前の中学生時代に[攻]匡から突然理由も分からないまま断絶されたことがあるから自分から真生とのことは問えない。真生はえげつないヤツ![受]祥平を嫌ってるから[攻]匡と恋人になったと嘘ついたり。
[攻]匡は[受]祥平が可愛くて大好きでたまらないから大事にしてて欲を抑えきれないから突き放したのに[受]祥平が悪いやつらとつるむようになって暴行されたことで大反省して告白して恋人に。この恋人はエッチやりまくりという印象だね~。

【次男編】
このカップルが一番好きでした。読みながら泣いたわ。[受]忍は母親が家出て別の男との間に生まれた子供。アパートに[受]忍を残して母親が出てるこたが多く、アパートの持ち主の親の書類を見て小学生だった[攻]高槻が良かれと思った行動が幼い[受]忍を傷つけたことを後悔しまくり。たった一人しかいない母親を[受]忍から取り上げてしまったと。北上家に連れていった功労者ではあるんだけど。成長して再会して邪険にされても恋人になって尽くし続けてるのを事情を知らない[攻]高槻の弟和弥がやらかすんだがそのお蔭で恋人関係が深まったんだよな~。
こちらのカップルもエッチはねちっこいかな。イイです(笑)。 

【長男編】
次男編・三男編は同人誌が初出典だけど、長男編は書き下ろし。いつの頃の同人誌なんだろう?たくさんエッチシーン書いてるが、書き下ろしである長男編は少なくて驚いた~可南さらささんの変化かな。(それが一番の感想かよ!)
幼い頃に母親の不倫を目撃してから恋愛はムダと思っている[受]雅春は親戚や周りから弟たちを守るためそして母親のように世話を焼いて過ごしてきたのは寂しいからなんだよな。弟たちが高校生になったら兄を家から追い出したのは自分のために時間を使って欲しいという意味だったんだが気付かず。でも高校のほんの短い間と社会人になって後輩として[攻]柴田が現れて再び一緒に過ごすようになって恋するってことを感じれるようになって良かったよ。[受]雅春と[攻]柴田の心が近くなっていくのをじっくり読む1冊で巻末に挿入に至るエッチシーンがあるのはそれで良かったわ。[攻]柴田ってば「王子様」と言われてるだけあって余裕なんだよね。3人の[攻]たちの中で一番大人の余裕?でも多分ムッツリなんだろなと思うんだよね(笑)。


北上家のお父さんが研究に夢中でなかなか自宅に帰らない大学教授だが子供たちを愛していて奥さんが不倫して生んだ三男も我が子として受け入れてるなんてすごいよね。作中に出てこないけど、私、お父さんは[受]属性で大学の年下の助手かなにかから世話を焼かれてるんだと想像したよ!
長男と三男は母親似、次男は父親似なんだろな。

長男[受]雅春は次男[受]祥平が幼馴染み[攻]匡と恋人なのは見ちゃって知ってしまったが、三男[受]忍までが次男[受]祥平の友人で家庭教師やってくれてる[攻]高槻と恋人関係って知らないんだよな。知ったらどうなるんだろ。



end.

秘密