2016-03-18 14:43 | カテゴリ:BL小説・作家サ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆プラチナ文庫
◆さのふゆこ&
『隣人吸血鬼』コミコミ特典イラストカード付き(2016年3月発売)

ー私の評価ー
好み度/★★☆☆☆
エロ度/★★★☆☆

◇(あらすじ転載)◇
元モデルの凛大は、冴えない容姿ながら長身の隣人・黒枝にコンプレックスを刺激されていた。けれど、木訥な彼と過ごす時間は心地良く、徐々に親しみを感じ始める。そんな時、黒枝がまるで別人のような雄の魅力に溢れた顔で男に奉仕するのを見てしまう。実は黒枝は吸血鬼で、栄養補給に精液が必要なのだと言う。まったく信じない凛大だったが、飢えた黒枝に“補給”を求められ!?
◇◇◇◇◇

沙野風結子さんの別ペンネーム「さのふゆこ」の2冊目です。
あとがきによると平仮名PN「さのふゆこ」は漢字PNの時には気が引けて出来ないコメディ調らしいです。




>>ネタバレ続き★


経理部・黒枝伯(くろえはく/吸血鬼のクロエ伯爵)×営業部・宇佐凛太、というカップリング。


沙野風結子さんのさのふゆこ名義の1冊目「重婚プロポーズ」は感想書いてないけど妖怪と人間の話で面白かったんだよね。そしてエッチシーンでは主人公が受けで攻めのサンドイッチ状態は普段なら好みじゃないけどこれは良かった。
そういう記憶があるから新刊も期待したんだけど、それほど好みではなかったな~。

元モデルの[受]凛太が男性モデルとしては身長が低いためモデルを辞めて就職したがモデル時代の仲間と会って未練がまだあるんだよね。モデル仲間から誘われた飲み会で、会社の同僚[攻]黒枝(クロエ)がトイレ個室でモデル仲間相手に奉仕(フェラ)してるのを知り驚き止めさせる。そこから徐々に親しくなり、[攻]黒枝が吸血鬼で人間の精液が食事だと知らされそれを[受]凛太が提供するようになる。吸血鬼なのは半信半疑なんだけど、血を吸いたくないから精液の摂取は食事だと言われたら止められないよな。[受]凛太はしっかり者で弱者を助けたい心もあってお人好しで。[攻]黒枝が大型ワンコみたいな(吸血鬼、コウモリだけど)感じで慕われたら好きになるよな。

恋人になっての続編が「恋人吸血鬼」。
[攻]黒枝は実は[受]凛太がモデルだった時からファンで、部屋のキャビネットの扉を開けたら異空間があってウサリン(モデル時代の愛称)グッズがあるストーカーでオタク部屋……。これ、どこぞの妖怪(宮緒葵さん作品)もこんなことしてたなと思った!
実家問題が発生するのは恋人後あるあるだよね。ここからがなんとなく微妙で私はハマれなかったのかも。吸血鬼を束ねる大伯爵である父親に反抗して血を吸わず精液で食事してたんだよな。人間と婚約したとのことで確認にやって来た主治医兼教育係のミハイとのシーンは挿絵が爆笑!ベランダでガタイのいい男たちが真っ裸で対決。コウモリが股間を隠してるから193ページを見るべし!
ミハイがちょっかいかけたり掻き回したりするがミハイの位置がよく分からないというか、可愛いがってた教え子[攻]クロエを盗られたとの嫉妬も含まれてるのかどうなのかモヤモヤ。その割りには[受]凛太にちょっかいかけたり、[受]凛太の元モデル仲間(先輩で凛太を好き)の血を吸ったり、ラストで二人がエッチしてるとこに現れて教育指導したり。面白い存在かもしれないが邪魔かな~。

次のさのふゆこ名義を楽しみにしています。



end.

秘密