2016-07-01 00:17 | カテゴリ:BL小説・作家カ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆ラルーナ文庫
◆高月(こうづき)紅葉&白崎小夜
『春売り花嫁とやさしい涙』ペーパー付き(2016年6月発売)

ー私の評価ー
好み度/★★★★☆
エロ度/★★★★☆

◇(あらすじ転載)◇
大滝組の若頭補佐・岩下が運営している高級デートクラブ。そのナンバーワン男娼、ユウキは十代にしか見えないが実年齢はもう二十六だ。そんなユウキに身請けの話がきて、元格闘家のヤクザ、能見がボディガードとしてつくことになった。仕事がらみで一度だけ関係をもったことのある能見はユウキに一目惚れで、「筋肉バカ」と罵られようが構わず猛烈アプローチの日々。そんな折、ユウキの元カレのDV男が再び近づいてきて…。
◇◇◇◇◇

私が今、激ハマりして紙書籍に電子書籍を読みまくってる高月紅葉さんの『仁義なき嫁』シリーズのスピンオフ。電子書籍で配信されていたものに加筆修正し、書き下ろし追加で紙書籍化された。




>>ネタバレ続き★


元格闘家で遠野組の用心棒・能見義孝(30歳)×大滝組若頭補佐岩下周平の経営する風俗店の男妾・笠原祐希(26歳)、というカップリング。


『仁義なき嫁』シリーズのスピンオフ作品です。アズNや電子書籍の2巻『仁義なき嫁・新妻編』で、[攻]周平と結婚して心も体も結ばれたのにまだ自分に自信のない[受]佐和紀に突撃かました“元愛人ユウキ”が主人公。

実際は愛人ではなく[攻]周平は自身の経営するデートクラブの商品としか思ってない。舎弟の男相手の筆下ろしをさせたり、商品価値を見出だしたから抱いたり甘えさせてただけで我が儘が酷いと厳しくしていた。それでも[受]ユウキは[攻]周平をひたすら慕っていて、[攻]周平のためになる仕事を受けて健気な青年だったんだよね。
[受]佐和紀主人公で読むとかなりイヤな当て馬だった[受]ユウキが、[受]ユウキ主人公で読むと本当にかわいそうな身の上。
恋人だった堺に男相手が初めてじゃないと知られてDVを受け、更には売られてそのエグい映像が流れてオモテの世界で生きていけない状態にされてヤクザの[攻]周平の風俗店の男妾となり一番の稼ぎ頭となって破滅型行動を取るのを[攻]周平が押さえてくれてる危うい状態になってた、と。

権力者で資産家の樺山氏から身請け話が来てて、暫く店の仕事を休む間の見張り兼ボディーガードが[攻]能見。元々船上パーティーで仕事でカンケイを持ったことが発端でお互いに気になる存在にはなってたけど組の関係もあるから結ばれたりはしない。
一緒に過ごして楽しいけど[受]ユウキに元恋人堺が再び接触してきて[受]ユウキもそちらに行こうとするのは破滅型行動!今までの顧客だった下山が身請けして[受]ユウキを男妾として使って稼ごうとする計画とかとんでもないよ~。奪還には[受]佐和紀や世話係り舎弟トリオなどお馴染みのメンバーが登場して楽しい!

樺山氏は身請けして養子として迎え入れてくれて良かった!戸籍が変われば少しはマシだもんね。流れた映像は消えないけど。養子として迎え入れたからには息子だから幸せを願ってくるってどんだけいい人なの!樺山氏は[受]ユウキが結ばれなかった男の恋人の身代わりにはならないと分かってて想い合ってる二人の幸せを願ってくれるんだもんな~。[攻]能見とパートナーになれて良かった!と思えた。
樺山氏はムコ殿イビりをするがいい(笑)!

[攻]能見が結婚式を企画して[受]佐和紀と[攻]周平の夫夫や世話係り舎弟トリオも協力しちゃうのは良かった。

甘くはない[攻]周平が最初に[受]ユウキと演技でしか涙は見せないと約束してて、[攻]能見に本物の涙を見せたから[攻]能見の手をとることを赦したんだよなぁ。[受]佐和紀の人情ヤクザの影響受けてんだろな。

ペーパーは[攻]能見と[攻]周平の嫁についての会話。


『仁義なき嫁』シリーズはどの登場人物も魅力的に描かれているから大好きです。


end.

秘密