2016-07-18 12:56 | カテゴリ:BL小説・作家サ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:読んだ本の紹介
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆ルチル文庫
◆愁堂れな&石田要
『ロマンスの帝王』(2016年7月発売)

ー私の評価ー
好み度/★★☆☆☆
エロ度/★☆☆☆☆

◇(あらすじ転載)◇
ロマンス小説の編集部に所属する白石瑞帆は、際立った容姿と男の色気を兼ね備え『ロマンスの帝王』と呼ばれる黒川因(くろかわゆかり)編集長に叱責され、偶然訪れた『酵素バー』で酵素カプセルを試すことに。カプセルから出るとそこは一面の砂漠。アラブ服を纏った黒川そっくりの男が現れ、この国の王・マリクと名乗り、白石に「私の花嫁だ」と甘く囁くが……!?
◇◇◇◇◇

多作の愁堂れなさんの新刊はあらすじから砂漠モノかと思ったけど違いました。


>>ネタバレ続き★


大手出版社編集長・黒川因×部下・白石瑞帆(24歳?)、というカップリング。


正直、読みながらしんどくなった。[受]瑞帆にも[攻]黒川にも好感を持てないんだもの。

大手出版社のロマンス小説(ハーレクインみたいな?)編集部に配属された[受]瑞帆は違う部署が希望だったせいか仕事に身が入ってない気配があるんだよね。うわべだけみたいな状態で、深く追究した仕事は出来てない。大人気の大御所作家の担当になって打ち合わせとかあれこれ接してたら大御所作家もこりゃアカンわと見抜くよね。キツく当たられるし担当替えを要求されるしで、編集長[攻]黒川からも怒られるしで仕事は余計にやりたくない気持ち。本人としても考えたりするけどそれを大御所作家や編集長[攻]黒川に言ってもどうせ反対されるのなら口を閉じてた方がいいよねみたいた状態が悪循環してるから[受]瑞帆の仕事の仕方の描写を読むのに疲れたのよ。本人のやることなすことが後手後手に回ってるのと考えた仕事と行動をしないのがイラッとくるわ。

そして編集長[攻]黒川も[受]瑞帆がヘタを打ってるから叱るわけで、毎回毎回厳しく叱るのを読んでるのは疲れるよ。使える編集部員を育てられないんじゃないかなと思ったわ。叱るだけじゃなくて2年目の編集部員なんだからもう少し道筋を分かりやすく示す指導をすべきなんじゃないかと思ったよ。
大御所作家から嫌われて編集長[攻]黒川からも厳しく叱られたら、そりゃ酵素バーで砂漠の王マリクから優しくされたいという現実逃避に向かうよね。頻繁に行けるお金よくあるね~(とツッコミ入れたけどさ)。

酵素バーで砂漠の王マリクから愛を囁かれても自分のことを知らないマリクの言葉を受け入れることが出来なくなって現実世界に戻ってきて(ベツニ異世界トリップしたわけじゃないよ)、自分が誰に好かれたいのか意識したわけだけど、あれだけ叱られた編集長[攻]黒川になぜ恋心を抱いたのか分からんわ~。大御所作家が編集長[攻]黒川と結婚すると噂が流れてから意識したけど、読んでる私からしたら何で?と思ったわ。[攻]黒川もあれだけ叱ってたのは自分が気に入ってる人には厳しく指導をするってことだったとかそんなん信じられないんですけどー![攻]黒川も[受]瑞帆のどこがタイプなワケ?[攻]黒川とよりも砂漠の王マリクとの恋愛っぽい描写がメインだったよね。そこを[攻]黒川とくっつけたんだもんなぁ。
この作品はそういうムリヤリ感があって嵌まれなかったんだよね。

[受]瑞帆が何度も訪れた酵素バーが謎なんだけど!これは結局なんなのか分からずじまい。受付の男性が美形で印象的みたいだからこれはシリーズ化しようと思ったら出来るタイプの話だよね。
酵素バーのカプセル滞在時間は基本的にはマックス1時間みたいだけど、永遠コースもあるらしい。この永遠コースを選んだらどうなるのかめっちゃ気になったんですけどー!


end.

秘密