2016-09-19 01:24 | カテゴリ:BL小説・作家ナ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆ルチル文庫
◆成瀬かの&花小蒔朔衣
『狡い男・上』コミコミ特典イラストカード付き(2016年8月発売)

ー私の評価ー
好み度/★★☆☆☆
エロ度/★★★☆☆

◇(あらすじ転載)◇
会社から疲れて帰宅する日下(くさか)を待っているのは明るい部屋と美味しいご飯。それらを用意してくるているのは、恋人――では断じてない、日下の好みとは正反対のでかくてむさくるしい男、満木(みつき)だった。好きなんかじゃないのに、強引に迫られると流されてしまう。でも、ある日紹介された満木の友人野津は日下の好みそのままで……!?
◇◇◇◇◇

成瀬かのさんの新刊が上下巻を連続刊行には驚いた!すぐに続きが読めるから安心して開きましたよ。




>>ネタバレ続き★


職業?・満木×会社員・日下、というカップリング。


読んだのは到着してすぐなんだけど感想がグズグズしてる間に下巻の発売日が迫ってるじゃないの。

成瀬かのさんのサイトか同人誌で発表された作品を文庫化したみたい。そのせいか中編や短編の5編で構成されてる。
まだ上巻だから下巻を読むまでは作品全体を面白い面白くないを決めつけることは出来ないが、今の上巻を読んだ段階では私はハマれなかった。
自分の理解力が足りないせいと思うんだけど、何回か読み返しても理解出来ないんだよ。

あらすじを読んだ時点では、アイドルのような可愛い男性がタイプの[受]日下がカラダから関係が出来たガタイのいいむさ苦しい男[攻]満木に甲斐甲斐しく尽くされてるせいで関係を断ち切れない“狡い男”なのかと想像してたんだけど、そういう話ではなかった。
タイトルの“狡い男”ってここに登場する3人の男がみんなそれぞれ“狡い”んじゃないかなと感じた。

[受]日下は私の予想通りカラダから始まった[攻]満木との関係を切れないまま[攻]満木の幼馴染みの野津を好きになってデートに誘ったりしてる。野津がストーカー的に迫られてるのを庇ったり。自分の好みは可愛い男性ってことは野津を抱くつもりなの?アンタどう見ても[受]ですから!とギター侍(←古い!)のように斬りたい(笑)。[受]日下は母親が父親を捨てて出ていったせいで父親から母親への恨み辛みばかり聞かされて虐待のような状態にもなってたから人とうまく関係を築けないし信じた人から捨てられることを恐れていて余計に深い信頼関係を築けない悪循環。[攻]満木に何だかんだと文句を言いつつも縁を切ることが出来ないし、そういう面では狡い男。

[攻]満木は酔っ払った[受]日下とカラダの関係が出来て無下にされても[受]日下のアパートに
せっせと通って尽くして。しかし何かワケアリみたいで。そしたら[受]日下を置いて出ていった母親の再婚相手(?離婚できたのかな?)の男性の連れ子で義理の兄になるとか。どうやらそれを知りながら[受]日下に手を出したの?

[受]日下が好きになった(単に好みのタイプなだけだと思うけど)、[攻]満木の幼馴染みで同級生の野津は高級車のディーラーなのかな?同じく同級生の熾北にストーカーの如く恋愛アプローチされてるのに仕事では利用したり(買わせる)、[受]日下の想いに応えるつもりはないのに交際を考えるような返事をして恋人でもないのに食事を奢らせたり([受]日下が勝手に奢ってるだけだが)、自分に性的な気持ちを持ってる人間には嫌悪するような潔癖症なのに回りを振り回す小悪魔みたいで狡い男。野津のせいで熾北は[受]日下を敵視して嫌がらせをしたり暴力をふるったり。野津ってなんなんだ?下巻で潔癖症の原因とかそういうのが分かるのか?


上巻を何回読んでも時系列が分かりづらいんだけど、[受]日下が[攻]満木を母親の再婚相手の連れ子の義兄だと知ったのはカラダの関係を持ったあとかな?学生時代に母親の住んでるとこに密かに行ってみて知ったのに忘れてしまってただけ?
どちらにしても、[受]日下が幼い頃に母親を連れて行ってしまった男にソックリな[攻]満木とはいくら[攻]満木が懇願しても恋人にはなれないと思うんだけど。母親が出ていったせいで父親からずっと拘束されて育ち、社会人になっても病に冒された父親を看病して亡くなった開放感で酔っ払った時に[攻]満木と関係が出来たみたいだけど冷静になったらムリだろね。それをどう乗り越えるのか下巻で描かれてるのかな?
[受]日下は[攻]満木を受け入れるように気持ちは動いてるみたいだけど、[受]日下が全てを乗り越えるのは難しそう。
下巻が楽しみだよ。


end.

秘密