2016-10-22 03:23 | カテゴリ:BL小説・作家ア行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆セシル文庫
◆有実ゆひ(ありさねゆひ)&八千代ハル
『社長と猫もふライフ』(2016年10月発売)

ー私の評価ー
好み度/★★☆☆☆
エロ度/★☆☆☆☆
挿絵好み度/★★★★☆

◇(あらすじ転載)◇
藤野佑斗は社長の氷室に憧れて証券会社に入ったものの、仕事についていけずにやめることになってしまった。落胆し帰途につこうとした佑斗は面接の時にしか会ったことがなかった氷室に最後の挨拶をしようとしたところ、とんとん拍子に氷室の家で猫のお世話係兼家事をすることになってしまった。喜んで仕事についた佑斗だったが猫のアヌビスは気難しく世話に悩むがそのぶん可愛さも増してきて――。
◇◇◇◇◇

全く知らない初めましての作家さん。買う予定はなかったんだけど、絵師さんが私の気になっている八千代ハルさんという人だったので買ってみた。



>>ネタバレ続き★


中堅証券会社社長・氷室将征(35歳)×元社員で家政夫・藤野佑斗(22歳)、というカップリング。


年の差の年上[攻]、[受]が元社員で[攻]の提案で[攻]んちの家政夫、[攻]の元恋人の飼い猫を[受]が懐かせた、好みの設定がいくつも盛り込まれてるのに微妙だったんだよな~。何か惜しい!と感じてしまうんだよね。

[受]佑斗は学生時代に見た映像で[攻]将征に憧れて[攻]将征の証券会社に就活して採用されたものの先輩西川や他の社員に使えないといびられて半年で退職することに。そして会社を去ろうとしたところ社長である[攻]将征にバッタリ出くわして退職の挨拶をしたら[攻]将征から猫が扱えるなら猫の世話と家事をして欲しいと雇われる。――ツッコミどころあるじゃんかよ!ちょっとトロくさそうな[受]佑斗には証券会社は合わないしよく合格したなと思ったら面接で一目惚れした[攻]将征のごり押し採用だったなんてなんじゃそれ(笑)。
自分でも証券会社の営業には向いてないのは分かってて総務とか一般事務をさせてもらえたらとか、退職を決めてもコンビニとかでバイトしてとなんかのんびりしたことほざいてんだもんなー。入社半年で無職で東京で暮らせるか?[攻]将征の家政夫として仕事して猫のアヌビスの様子から同居することに決まって家賃とか不要で快適な暮らしをしてるせいか給料半分でもいいぐらいって[攻]将征に言ってるし!それは考えなしでしょう。ま、結果的には[攻]将征の嫁みたいな状態だからお金のことは考えなくてもいいのかもしれないけど。

[受]佑斗を苛めるかのように説教したりしてた5歳先輩の主任・西川と再会した時に、[受]佑斗のことを好きだったから「つい」苛めてしまったとか。退職に追い込むつもりはなかったと。なんじゃそれ?酷すぎるだろ、西川!
そして、[攻]将征の元カレで猫アヌビスの飼い主の東堂柊真も喧嘩の末に自分が飛び出してそのあと[攻]将征が[受]佑斗を迎えてるのが気に入らなくて「つい」ネチネチと嫌がらせを言ってしまったたか。自分はアメリカ人の恋人が出来てるなら元カレじゃなくて[受]佑斗に意地悪するんだ?
[受]佑斗と接してたら「つい」やってしまうって、イジメ問題で虐めてる側が言うセリフだな。虐められる方が悪い的な。読みながらムカッとしたわ。


セシル文庫は子育てやモフモフに特化したレーベルなので、猫のアヌビスと後で増えたフレデリカの世話を一生懸命やってて段々懐かれていく様子を読んでるのは楽しかったんだけど、肝心の主人公二人の心が通じて恋人になるのがほんとに最後なのでページ配分がちょっと悪いかなと感じた。恋人になってラブラブしてるページをあと5ページほど多ければいいかな。

[受]佑斗と猫のアヌビスとフレデリカとフレデリカの子供3匹(逃げた時に身籠った仔)の描写はめちゃくちゃ可愛くて癒される!


絵師さんの八千代ハルさんが気になって購入したのだけど、本屋でTLの表紙を見て「この人BL描いてくれたらいいのに」と思ったのよ。スーツの[攻]キャラの絵がいいなと思って。さっきAmazonで検索したら、崎谷はるひさんの電子書籍?に描いてるんだね。挿絵のカラミのイラストもいいし、猫のイラストもとても可愛いし、紙の本でもっと活躍して欲しい絵師さんだわ。


end.

秘密