2017-02-05 01:40 | カテゴリ:BL小説・作家ナ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆ルチル文庫
◆野原滋&サマミヤアカザ
『そらのだいじな旦那さま』(2017年1月発売)

ー私の評価ー
好み度/★★★★☆
エロ度/★★★☆☆
挿絵好み度/★★★★☆

◇(あらすじ転載)◇
難産の末に母が亡くなったせいで父に疎まれ、双子の姉の身代わりに人質として新興の小国に嫁がされた捨(すて)。しいたげられた生活の中でも捻くれることなく無垢なままに育った捨は、強く優しい夫の高虎に「空良(そら)」という名前を与えられ初めて生きる意味を見つける。高虎の役に立ちたいとけなげに振る舞う空良だが夫婦の契りに関しては知識がなく……?
◇◇◇◇◇

前作と前々作がすごく良かったので、あらすじに姉妹の身代わり婚も記載があるので迷いなく飛び付いた!
当たりですわ~。


>>ネタバレ続き★


新興国・隼瀬浦の領主の側室腹の長子・三雲高虎(22歳)×小国・伊久琵の領主の末子の捨(16歳、姓の記載なし?)、というカップリング。


戦国時代ぐらいの設定なんだろね。大国からの庇護下にある小国伊久琵に持ち込まれた末子姫を隼瀬浦の領主の息子に嫁がせよという縁談を、伊久琵の領主は可愛がってて他国に縁談の決まってる姫をやりたくないので産まれたときに捨ておいた名前のない双子の弟を姫の代わりに隼瀬浦に遣わせると。末子と言ってるから姫との指定もないしと屁理屈こねて姫の代わりに差し出された[受]捨。
姫を産んだあとなかなか出てこなかった弟[受]捨を産み落としたあとに母親が死んだことを父親は[受]捨のせいにして名前も付けず捨ててしまうが厩番夫婦が領主の息子を育ててるといつか良いことがあるかもと引き取り使用人のように使われていてそんな生活をしていて、親にも愛されてない自分を不幸な身の上と分かっていない[受]捨に涙が出たよ。

隼瀬浦サイドにバレて、殺されそうになってたところに[攻]高虎に助けられて、名前を「空良」と付けてくれて、妻として一緒に過ごしていくうちに段々自分が不幸だったことに気付く様子を読んでたら泣けてきたよ。[攻]高虎の弟である領主の正妻の産んだ嫡男・次郎丸が11歳のワガママ坊っちゃんがイイ感じに[受]空良に絡んでくれて隼瀬浦での暮らしに馴染んでいくんだよね。

[受]空良は精通はあっても人の手を知らないので、[攻]高虎に触れられて勃起したことに戸惑い、病気じゃないかと困惑してるシーンに悪いけどニヤニヤしてしまったわ。[攻]高虎は[受]空良が正真正銘のまっさらなカラダにたまらーん気持ちになっただろうなぁ。完全に結ばれるのは一波乱あってからなんだけど。

敵が[受]空良たちのいる屋敷を攻めてきて、[受]空良の機転で逃げられたけども捕まってしまい、[受]空良が嫡男・次郎丸の身代わりを名乗り出てピンチを凌ぐのだけど[攻]高虎が助けに来てくれて助かるってところで庇って[受]空良が切られて死にそうになるもなんとか助かる。ほんと、[受]空良は自分より他者を守る方に動いちゃう子なんだよな。実家は今回のことで断絶されたのかな。[攻]高虎の嫁として生きることに。

そういえば[受]空良に双子の姉姫はいるけど兄とかいるんだよな、そうじゃなきゃ男児を捨てないよな。

[攻]高虎は武力も部下の信頼も厚いけど側室の産んだ長男なので正妻の産んだ嫡男・次郎丸が領主になるんだろうか?
[攻]高虎の部下の魁傑(かいけつ)にキャンキャン吠えながらも懐いてる次郎丸との年の差スピンオフ(魁傑×次郎丸?)が期待出来る感じなんだけど、高虎×空良は夫婦として認められても子供が出来ないから嫡男・次郎丸がちゃんと正妻を迎えて隼瀬浦を兄[攻]高虎ともり立てて欲しいかな。私は主人公カプが後継者を残せないなら兄弟が残して欲しい派なんだよね。

[攻]高虎が本当にいい人で[受]空良を甘やかして幸せを教えてくれて、このまま二人でほんわか幸せに暮らしていくんだろなと思える話だった。


コミコミ特典小冊子は、[攻]高虎が[受]空良のために魁傑に「こんへいとう(金平糖)」を買いに遠く(1週間ぐらいかかる)に行かせていて、戻ってきて[受]空良が美味しそうに食べ、そして[攻]高虎と次郎丸と魁傑のみんなで食べたいと言う話。可愛いワガママ、みんなが幸せな気分になるワガママで[攻]高虎はますます[受]空良を好きになるんだろな。


end.


秘密