2017-02-13 15:45 | カテゴリ:BL小説・作家マ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆B-PRINCE文庫
◆水無月さらら&サマミヤアカザ
『銀の獅子と身代わり姫』コミコミ特典SSカード付き(2017年2月発売)

ー私の評価ー
好み度/★★☆☆☆
エロ度/★★☆☆☆
挿絵好み度/★★★★☆

◇(あらすじ転載)◇
ヴァリエと呼ばれる半獣の種族と人間が共存するグロリア王国。士官学校卒業後すぐに近衛隊員に大抜擢されたマルスは、美しい獅子のヴァリエである隊長のオスカーから、女装をして世継ぎの姫の影武者となる極秘任務を告げられる。だが、自身も知らなかったマルスの正体は、その力を怖れられ封印された白ヒョウのヴァリエだった。仲間としての絆と愛を深めてゆく二人を待ち受けるものは。秘められた獣たちのラブファンタジー。
◇◇◇◇◇

自分的にはあたりはずれが大きい水無月さららさんの新刊。姫様の身代わりというあらすじが気になって購入。



>>ネタバレ続き★


グロリア王国の近衛隊長オスカー・グロブナー(28歳)×新人近衛隊員・マルス・リード(18歳)、というカップリング。


うーん、面白くなかったわけじゃないんだけどそんなに面白いとは思わなかったんだよなぁ。そうなんだよ、萌えなかったんだよ。
上手い例えが出来ないんだけど、いろいろ面白い素材を放り込んだのに薄味過ぎて味が分からんって感じ?どの素材を味わえばいいのか分からなかったと言えばいいのかな。


*半獣ヴァリエと人間が共存するファンタジー世界は面白い。
*近衛隊長[攻]オスカーが王族の母親を持つ高貴な美しい獅子のヴァリエで、世継ぎ姫様の身代わりに女装させて新人近衛隊員[受]マルスを側に置いて心を通わせたのも面白い。

*[受]マルスは孤児院でお腹を空かせていて将来にも希望を持てない子供たちで、少し年上の狼ヴァリエのスティーブと美人局をやってた時に[攻]オスカーと親友のブラッドリーに捕まって(ピンチのところを助けられた)[攻]オスカーの後見で基礎的な教育を受けさせて貰って士官学校に入れた、と。その縁があるので近衛隊員になってもタメ口なんだろうけど隊長に対してそれはどうなの?と思えたんだよなー。

*ふるゆわファンタジー世界かと思いきや、外国から狙われてたり、国内では王制を倒そうとする革命派がいる。国王の容態が悪く公爵が国政を動かしていて(悪い人ではない、息子は世継ぎ姫様の婚約者)、世継ぎのエルオノール姫は女王になりたくないという状態。王家に生まれていたら覚悟を持ってて欲しいのに逃げたいんだよね。パーティーとか革命派から命を狙われているので似てる[受]マルスが女装して身代わりをしてる。敵国に行かねばならない段階で国王ご臨終かもってとこでも女王になりたくないんだよね。公爵も婚約者も[攻]オスカーもエルオノール姫が女王になりたくないなら逃がしてやろう、[受]マルスを身代わりに立てて乗り気って共和制に平和的移行とかまで考えてんの。このエルオノール姫が私には理解出来ないわ。……最後に[受]マルスや[攻]オスカーがマジピンチになって父親である国王が息を引き取る時に立ち会って女王になる自覚を持って婚約者と結婚したけど。

*[受]マルスがあらすじには「その力を怖れられ封印された白ヒョウのヴァリエだった」とあるから王国や王家に対して脅威になる何かがあるのかと思いきや、死を司るリドラという黒ヒョウのヴァリエの生まれなのに正反対の生を司る白ヒョウのリドルだからリドラ一族に封印されたらしいよ。確かに、葬儀を担当?するリドラから生き返らせる[受]マルスは注ごう悪いよな。子供だから[受]マルスは封印を解くことが出来ない。[攻]オスカーが革命派のバレンツと闘って倒したけど死にそうになってるのを必死で助けようとしてて、[攻]オスカーの実父の山の神様神獣レオコンのもとに連れていってヒュンと助けられて[受]マルスの封印もパチンと解かれてさ。読んでる私はポカンとしたわ。

*[受]視点でもなく、第三者視点でもなく、登場人物が結構たくさんいてそれぞれが視点で語ったりするから読みにくかったのかな。

*二人の恋愛も猫科同士だから番やすいってのもあったのかしら。お互いいい匂いって言ってたから運命なの?


萌えどころがなくサラーッと読んだ作品でした。


コミコミ特典SSカードは、エルオノール女王の結婚式が終わって一息ついて一緒にベッドで休んだほんのちょっとのイチャイチャ?(物足りないよ。別に送料払って特典付きを買わなくても良かったなと思ってしまった。)


end.


秘密