2017-02-22 14:24 | カテゴリ:BL小説・作家マ行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆ルチル文庫
◆御堂なな子&緒田涼歌
『神狼さまの恋薬』コミコミ特典小冊子付き(2017年2月発売)

ー私の評価ー
好み度/★★★☆☆
エロ度/★★☆☆☆
挿絵好み度/★★★★☆

◇(あらすじ転載)◇
銀色の髪を持つことから街の人々に忌み嫌われていたトウリは、優しい祖父母と三人でひっそりと暮らしていた。ある日、街の長の娘の病気を治すため生贄にされそうになったところを、蔡牙という美しい神様に救われる。懐かしい匂いを纏う蔡牙に、次第に惹かれていくトウリ。だが、トウリには誰にも言えない秘密があって……。
◇◇◇◇◇

予約段階で買うかどうかとても悩んだけど、あらすじに惹かれたので購入した。




>>ネタバレ続き★


狼族王の蔡牙(さいが)×薬作りのトウリ(18歳)、というカップリング。


あらすじにあるように銀色の髪をしていて異形であると街の人々から忌避されて、生まれた時に母親を亡くし父親も薬を売りに行商に出て亡くなり祖父母に育てられた[受]トウリはとても心優しき18歳の青年。幼き頃に猟師の罠にかかった大きな狼に警戒され体を噛みつこうとくわえられつつ罠を解いて持っていた薬草で手当てしてやるような子。

読んでたら、同じ年頃の街の長の息子が妹の病気を治すために祈祷師に唆されて[受]トウリを生け贄として山の神に捧げようとして逃げて捕まって……ほんとにかわいそう。人間って恐ろしい。
[攻]蔡牙に助けられ、水晶宮にて保護されるけどずっと残す結果になった祖父母を心配している。[受]トウリは神様だと[攻]蔡牙のことを思ってるけど不思議な力を持つ狼族。
生け贄にしようと追いかけてきた人間によって傷つけられた傷が治るまで水晶宮で[攻]蔡牙のことを慕うチビッ子狼の三つ子がめちゃくちゃ可愛い。はじめはいい匂いがするオヤツだと思って[受]トウリのホッペかじるとか(笑)。
実は新月の時に母親の血が騒いで狼に変身する。それを[攻]蔡牙にチビッ子たちに自分を気にかけてくれるみんなに知られたくないと一晩隠れていようとしたところがいじらしいよね。[攻]蔡牙が探しに来て神様じゃなくて狼に変身する狼族だと同族だと教えて[受]トウリも自分のルーツが分かって安心する。

幼き頃に猟師の罠にかかったあの狼が[攻]蔡牙だと読者はすぐ分から恩返しであり、狼族の将軍的なポジションには親友が着いていて三つ子はその子供。将軍には妹がいて[攻]蔡牙と仲良かった幼馴染みで、妹と[攻]蔡牙は結婚する予定だったけど妹が人間に惚れて狼族から出ていったとか余計なこと言うのはあるあるだよな(笑)。[攻]蔡牙が自分を好いてくれるのはお母さんの身代わりなんだとか誤解してしまうのが醍醐味なんだけど、読者としてはこういうのがとても面白かった。結果としては[攻]蔡牙は将軍の妹玲華のことは妹としか思ってなくて幼いのに自分を助けてくれた勇気ある[受]トウリに惚れてて伴侶だと思ったということなんだけどね。

[受]トウリが生きてることを知った街の長の息子や祈祷師が祖父母を生け贄にしようとするのはマジで恐ろしい!祈祷師は人間じゃなくて魔物で人間を魔に落とそうとしてたみたいな。長の息子は憑き物が落ちたようになり妹も治り、[受]トウリは赦して[攻]蔡牙たちのもとへ去るんだけど、私はさ~、長の息子が許せないんだけど!罰は必要じゃない?モヤモヤしたわ。

[攻]蔡牙がショタ?って思ってゴメン(笑)。親友の妹の息子が伴侶になるんだぜ?親子以上に年が離れてるだろ(笑)。

トウリは桃里という漢字でした。街では漢字は使わない。伯父さんである将軍のとこに5つ子が生まれて合計や人の従弟がいて家族たくさんで良かったよね。祖父母は人間の世界に住むけど。


コミコミ特典小冊子は、水晶宮で成人の儀を行って一員に迎えられ、亡くなった母が月から言霊を与えて新月だけでなく望む時に狼に変身するように祝福してくれたという話。


end.

秘密