2017-02-26 02:23 | カテゴリ:BL小説・作家ア行~
ジャンル:本・雑誌 テーマ:ボーイズラブ
★BLです!
★ネタバレ含む!

◆リブレ
◆飯田実樹&ひたき
『空に響くは竜の歌声~暁の空翔ける竜王~』丸善ジュンク堂書店特典ペーパー付き(2017年2月発売)

ー私の評価ー
好み度/★★★★★
エロ度/★★★★★
挿絵好み度/★★★★★

◇(あらすじ転載)◇
フェイワンと龍聖の亡き後、新たな竜王として目覚めた二人の息子シィンワン。彼のもとに召喚されたのは、素直で一生懸命な高校生のリューセー(王妃)。二人は一目で互いに惹かれ愛し合う。しかし、シィンワンの龍聖は偉大な先代リューセーと自分を比較して自信を無くしてしまう…!?若き竜王と伴侶の運命の恋。出産・子育て、そして、エルマーン王国に忍び寄る不吉な影…!継がれゆく竜族の系譜、家族の物語。タンレンとシュレイの恋を描く「森閑たる情炎」も書き下ろし。
◇◇◇◇◇

感想を書いてないけど、大好きな『空に響くは竜の歌声』の3冊目で息子シィンワン編です。通販到着して夜から読み始めましたよ。

そういえば同人誌として出されていた時にatis collectionから出たドラマCDは以前感想を書いてるんだけどね。



>>ネタバレ続き★


10代目竜王シィンワン(100歳)×10代目龍聖(高校生18歳)、というカップリング。


飯田実樹さんが個人のWebサイトで発表され同人誌で纏めている龍シリーズで、一番最初の『空に響くは竜の歌声』が昨年上下巻で商業化されました(感想を書いてないけど)。それより7年ぐらい前にまだ同人誌なのにatis collectionからドラマCDが作られ小西克幸(子供姿は近藤隆)×遊佐浩二、平川大輔、安元洋貴というすごいメンバーの作品でした。

『空に響くは竜の歌声』の9代目竜王フェイワン×龍聖の息子シィンワン編です。同人誌『龍弐』『龍伍』から加筆修正で、スッキリ纏められていて加筆も申し分なくて新たな気持ちで読みながら泣いてたよー。
シィンワン×龍聖の恋を邪魔する恋敵ポジションとかいないので安心して読めるよ!
運命によって引き合わされた若い二人が夫婦となって竜族(シーフォン)と人間(アルピン)の未来を背負って悩みながらも前向きに生きていく、子供を授かって家族となり更に愛を育んで幸せになっていく作品だった。

同人誌ではイラストがないけど、表紙を見たら、[攻]シィンワンは育ちの良さそうな御曹司風で姫カット(?)の美人系攻めかな~と思えたんだけどカラダはしっかりしてたよね。今回の龍聖は28歳で蔵から飛ばされた9代目龍聖の弟の子孫(曾孫?)でちゃんと儀式をやってるので18歳の初々しい学ラン姿にキュート♪

冒頭の序章は両親であるフェイワン×龍聖や、弟ヨウチュンや教育係ユイリィ(フェイワンの従兄弟だが母親の罪のため王族ではなくなった)が登場する眠りに入る前のあれこれが読めたのはとても良かったな~。100歳になると現役竜王がいるので次の竜王は眠りにつく。親の死に目に会えない運命。しんみりするよね。

[攻]シィンワンは自分のリューセーを愛せるのかとか性の悩みとか真面目な様子が微笑ましいよ。弟ヨウチュンはおませサンのようで初体験済みだからね(笑)。読者としたらシィンワン、そんなに悩まんでも竜王はリューセー相手に我慢出来なくてガツガツ抱きまくるんですよ!と知ってるから(笑)。
[受]龍聖は龍聖で先代龍聖が学校をつくったりアルピンの暮らしを向上させたりしていたことを知ってリューセーの仕事や役割について悩むのだけど、ラウシャン様(姉シェンファの年の差ある夫、シーフォンの長老的な存在、7代目竜王の末弟)からアドバイスを受けてから(竜王は孤独な存在、それを癒せるのはリューセーだけ)すぐに元気になって子供を授かってほんと可愛らしい龍聖だわ。
1子が竜王、2子は王子、次の子供を産む時に二人の王子を側に寄せて様子を見せるのはすごい教育だと思った!この子達、伴侶を大事にする夫となるんだろな。飯田実樹さんの書く[攻]竜王たちはほんとスパダリだよなーと思うの。乙女ゴコロがトキメクよ。

同人誌シリーズ通してちょこちょこ現れるナゾのヴァルネリや蛮族や魔導師や呪術師が出てきて本を読む手が止まらなかった!同人誌には出てこなかった竜を持たないで生まれる奇形のシーフォンという存在に驚いた。確かに今までの歴史の中でいただろうな。いろいろあって親が外の国に出していた彼らが戻ってきて情報収集を受け持ってくれててここで一気にカタがついた感じでスッキリしたよ!そして4代目竜王の時に国交が出来きたのにすぐに断絶したトレイト王国まで関わってきて「うわーっ!あのトレイト王国!」ってなったもの。先生すごい!先生すごい!って思った~。

若い二人が出会って惹かれて結ばれてイチャラブとイチャラブと楽しく読む作品でした。


巻末収録は9代目竜王フェイワンの従兄弟で国内警備大臣タンレンと9代目龍聖の側近シュレイの物語でした。前巻では[受]シュレイは[攻]タンレンと関係は持ってても恋人ではなかった。[攻]タンレンはそのつもりだったのに[受]シュレイは自分はシーフォンに奉仕する存在と思ってたからね。シーフォンとアルピンのハーフでユイリィの異母弟。今回は進展したよ。同人誌読んでると分かるのだけどタンレンは王族の義務としてシュレイ亡きあとはシーフォン女性と結婚する約束をしている。その相手はフェイワンの娘・次女インファで作中だともう結婚している。


丸善ジュンク堂特典ペーパーは、シィンワンがリューセーの好きな食べ物をリサーチしてと頼まれた側近ツォンが龍聖にあれこれ尋ねるけどシーフォンは肉食じゃないので気を使って言わなかったり。アイスクリーム!と漏らしたことをシィンワンが叶えてくれるんだけど、母親に作って貰った(実際は料理人が)思い出のアイスクリームで(龍聖は感激するけど大変さは知ってるので)シィンワンと一緒に食べるから笑顔なんだよvと喜ばせるようなラブラブな二人でした。


あとがきによると、夏に続巻が出るそうで楽しみ♪


end.


【追記2017.2.28】

同人誌から入ったので飯田実樹先生の個人Webサイトをよく見てませんでした。教えて頂いたので、Webサイトに飛んで行って読み耽りました。スマホでネット小説を読むのは眼が疲れた~。そんなお年頃ですので(笑)。でも満足ですよ!
奇形で生まれてきたため親に捨てられたフォンルゥとウェイライの二人のことです。晩年を祖国で過ごすために戻ってきて情報も持ち帰ってくれた彼らの物語が掲載されていました。気になる方がいらしたらそちらをチェックして下さい。
これも同人誌化して欲しいな~。
二人は幸せに暮らしてたんだね、人間と暮らしていくためのシーフォンの進化形なんだろうか。

以上




秘密